
チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2014年2月27日 at 3:45 PM
骨と皮に成り果て死を待つ政治犯が解放される
ゴシュル・ロプサン 甘粛省の刑務所が、文字どおり骨と皮に成り果てた一人のチベット人政治犯を解放した。明らかに拷問や虐待の結果そうなり、刑務所内で死なれるのを避けるために解放されたと思われる。 RFA等によれば、2010

2014年2月24日 at 1:09 PM
「チベット独立」を訴えるビラを張り出したとして僧侶4人逮捕
ソク県ティド郷あたりの風景(Google Earthより)。 先の2月8日付け当ブログで「凍った川の上に 砂で『チベット独立』と描き 15~20歳の若者6人拘束」されたということを伝えた。彼らの消息は現在も不明のままだ。 ところで

2014年2月23日 at 2:00 PM
逮捕されようとしたチベット人が警官の前で抗議の自害
チャムド、マルカム県内のある村(写真RFAより) 2月21日付けRFAによれば、チベット自治区チャムド地区マルカム県で20日、タシ・ツェリンというチベット人が中国の警官に逮捕されようとしたとき、自殺した。 タシ・ツェリンは

2014年2月22日 at 1:41 PM
「放生」は違法? ヤク300頭を放生したとして僧侶3人逮捕
ガンシャル僧院。 「放生」とは仏教用語であり、一般には捕らえた魚や鳥を自然に放してやることをいう。まさに殺されようとしている屠殺場に送らた家畜を救うことも含まれる。もちろんこのことはチベット仏教でも徳を積む行為とし

2014年2月19日 at 12:05 PM
レゴンで有害食品焼却キャンペーン ゾゲで武器焼却イベント 2つの微妙な動き
最近フェースブック等に大きな炎を囲むチベット人たちの写真が何度か上がり、また焼身ではないかとハッとしてよく見ると、そうではないらしいということが分かるということが続いた。その一つは青海省黄南州レゴン県一帯で最近行

2014年2月18日 at 9:40 AM
家族が焼身者のために灯明一つ灯すことも禁止/焼身は無駄な行為なのか?
パクモ・サムドゥプが焼身した後レゴン地区を巡回する部隊。 パクモ・サムドゥプの焼身に関わったとして5人拘束 家族が灯明一つ灯すことも禁止 中国当局はいつものように焼身関係者と見なしたチベット人の拘束を始めた。2月1

2014年2月17日 at 12:43 PM
13日ンガバで焼身のロプサン・ドルジェの死亡が確認された
ロプサン・ドルジェ焼身中のビデオが亡命側に伝わった。左の写真はそのキャプチャー。 15秒ほどのこの短いビデオには座り込んだ姿勢で激しく燃え上がるロプサン・ドルジェが中央、交差点の向こうの道の真ん中に見える。回りから

2014年2月15日 at 8:38 AM
続報:ンガバで13日焼身 25歳の元僧侶 今年2人目
ダラムサラ・キルティ僧院の内地情報係である僧カニャック・ツェリンが13日の焼身についてリリースを発表した。それによれば、焼身したチベット人の名前はロプサン・ドルジェ(བློ་བཟང་རྡ&

筆者プロフィール

中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)