
チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2012年9月30日 at 6:43 PM
<速報>ザトゥで新たな焼身
RFAとTibet Expressによれば、昨日29日、現地時間午後7時頃、カム、ジェクンド(ユシュ、ケグド、玉樹)州ティンドゥ県ザトゥの街中でチベット服を着た1人の男性が焼身抗議を行った。焼身後警官が連れ去り、未だ生死、氏名、年齢そ

2012年9月30日 at 5:28 PM
3月に焼身の僧ジャミヤン死亡
今年3月14日、アムド、レプコンで中国政府に対する抗議の焼身を行った、ロンウォ僧院(རོང་བོ་དགོན་ཆེན་隆務寺)僧侶ジャミヤン・ペルデン(འཇམ་

2012年9月29日 at 10:03 PM
法王を導師とし自由チベットのために命を捧げた人々へ祈りが捧げられ、その後世界とチベットの平和を祈るハンスト・座り込みが行われた
ダラムサラでは今朝8時から、ツクラカンでダライ・ラマ法王を導師として、焼身をはじめチベットの自由獲得のために犠牲となった人々を追悼し、その家族や今も獄に繋がれている政治犯たちへの連帯を示す祈祷会が行われた。 法王が

2012年9月28日 at 11:18 PM
法王の長寿を祈る「テンシュク」と「第二回特別会議」閉会式
今日ダラムサラでは朝、ダライ・ラマ法王の長寿を祈る「テンシュク」、午後から「第二回特別会議」のまとめと閉会式が行われた。 今回の「テンシュク」は亡命政府主催であったが、各派の代表ラマが一堂に会し、ネチュンとガ

2012年9月25日 at 9:53 PM
「第二回特別会議」始まる
ダラムサラでは今日から4日間、これからのチベット亡命社会全体の行動計画を練るという大事な会議が開かれる。 「第二回特別会議」と名付けられるこの全体会議は、世界中に散らばるチベット人の代表が集まる大きな会議である。第

2012年9月24日 at 10:36 PM
亡命政府が焼身の背景を明らかにするビデオを制作
今日、午後2時半からダラムサラの亡命政府DIIR(情報国際関係省)のホールで記者会見が開かれ、DIIRが新しく制作した焼身抗議に関する30分ほどのビデオが紹介された。題は「THE BURNING QUESTION: Why are Tibetans Turning to Self-immolation?」 制作

2012年9月23日 at 8:15 PM
またしても歌手が連行行方不明
RFAによれば、今月20日午後7時半頃、アムド、マロ、ソクゾン(རྨ་ལྷོ་སོག་རྫོང་青海省黄南チベット族自治州河南県)出身のチベット人歌手、風刺劇俳優ソクトゥク・

2012年9月22日 at 8:09 PM
ジェクンド中心街に広い土地建物を持つ商人がビルを壊され行方不明
<写真>去年4月、ジェクンド(玉樹)のケサル広場に千人以上のチベット人が集まり「不当な土地収用に抗議」するデモが行われた。 チベットでは成功した商人が当局に睨まれると、冤罪で逮捕され財産を没収されるということがよく

筆者プロフィール

中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)