チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2013年12月31日 at 7:48 PM
「いつ、どこで死ぬべきでしょうか?」とモンゴル随一の高僧ジェツン・ダンパ9世はダライ・ラマ14世に尋ねた
ダライ・ラマ法王、南インドセラ僧院にて(写真dalailama.comより)。 12月29日、ダライ・ラマ法王は南インドのセラ僧院で3万人参加のラムリン・ティーチングに入られる前に、去年モンゴルで遷化したモンゴル随一の高僧ジェツン
2013年12月30日 at 6:43 PM
ツェリン・キ 焼身への道 親族の証言
2012年3月3日(日本ではひな祭りの日)に、アムド、マチュの野菜市場で19歳の中学生ツェリン・キが焼身を行い、その場で死亡した。野菜を売る中国人たちが燃え盛る彼女に向かって石を投げたという報告もある。彼女は26
2013年12月28日 at 4:47 PM
灯明祭のことなど
日本は年の瀬ということで、やり残した仕事とか、忘年会とかに追われる日々も終わりかけ、里がある人は、お正月を両親の下で過ごしたりするために、故郷に帰ろうとしているという方もおられることでしょう。とにかく何かと忙しい
2013年12月27日 at 3:56 PM
高僧の解放を求めた16人拘束
「教師を失った弟子たちの苦しみを知ってほしい」と書かれた横断幕を掲げ行進する僧侶たち。 情報元を在北京のチベット人作家ウーセルとし、26日付けRFAが伝えるところによれば、12月21日、青海省ジェクンド(玉樹)州ナンチ
2013年12月25日 at 3:13 PM
ディル:中国国旗を燃やしたとして3人連行
愛国キャンペーンが続く自治区ナクチュ地区ディル県では、すでにこれまでに1000人以上のチベット人が拘束されたと言われる。「10歳や12歳の子供まで拘束され、暴力的に反政府活動の告白を強いられている」と現地から報告
2013年12月23日 at 10:21 PM
ディル:鉱山開発に抗議したとして歌手を含む3人に13年までの刑
9年の刑を受けた歌手のティンレー・ツェカル 23日付けTCHRD(チベット人権民主センター)等によれば、重点的弾圧を受けているディル県で、今度は鉱山開発に反対したとして歌手を含む3人に3年から13年の刑が言い渡された。 1
2013年12月22日 at 6:28 PM
ウーセル・ブログ:ラサの「紅衛兵墓地」とチベットの文革中の事件
ウーセルさんは9月22日付けのブログで、歴史から消されようとしている文革中の事件について貴重な報告をされている。 1968年、ラサのジョカンで造総派が大連指派に付いた解放軍に襲撃され、当時紅衛兵であったチベット人1
2013年12月21日 at 2:51 PM
ディル:指導的僧侶が拷問死
拷問死したガワン・ジャミヤン 重点的弾圧対象地域となっている自治区ディル県で、今度は地域の尊敬を集める僧侶が、当局の凄惨な暴力による犠牲者となった。 先の13日ブログにおいて、ディル県タルム僧院の僧侶3人がラサで拘
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)