
チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2014年1月31日 at 1:39 PM
春節:装甲車であふれるダンゴ
ダンゴ市内に配備された装甲車。 今日は中国の春節(正月)である。2年前の春節は1月23日であった。その日カム、カンゼ州ダンゴでは、中国政府のチベット人弾圧に抗議しチベットの自由を求めるチベット人数百人が警察署の前で

2014年1月27日 at 12:31 PM
チャムドで連帯腕章をつけていたとして数百人拘束される
チャムド地区で中国国旗を強制的に掲揚させられた僧院(写真RFAより)。 1月24日付けRFAによれば、チベット自治区チャムド地区の警察は最近、緊張が続くカルマ郷で「(チベット人)連帯腕章」をつけていたとして約480人のチベ

2014年1月24日 at 2:35 PM
チベット人の移動の自由が奪われていると訴えるケンポ・カルツェ 彼の解放を求める署名活動始まる
ナンチェン、チャパ僧院の高僧ケンポ・カルツェが成都で連行され、すでに1ヶ月半以上経つ。チベット自治区チャムド(昌都)で拘束されていると言われる。 ケンポ・カルツェは拘置所内から弟子や信者に対し「「私は今、チャムドの

2014年1月23日 at 3:37 PM
焼身関連の拘束が続く
昨年11月11日に焼身、死亡した僧ツェリン・ギェル。 昨年11月11日、青海省ゴロ州ペマ県でアキョン僧院僧侶ツェリン・ギェルが焼身した後、2が月以上経った1月18日、当局はアキョン僧院の戒律師ゲレックとその弟である

2014年1月21日 at 12:08 PM
ナンチェンで環境保護活動等を行っていた2人拘束
拘束されたツェテン・ドゥンドゥップ。 1月10日付けTibet Timesによれば、最近ジェクンド(ケグド、ユシュ、玉樹)州ナンチェン出身のチベット人2人が拘束された。 去年9月18日、ナンチェン出身のツェテン・ドゥンドゥップが

2014年1月20日 at 3:39 PM
カムやアムドでチベット人の乞食が増えている
カムの物乞い(写真はRFAより) 1月19日付けRFAチベット語版より。 カム地方のセルタ地区とアムド地方のゴロ地区においても商業に従事するものの大多数が漢人となり、デルゲ、ニャロン、カンゼ地区でチベット人の乞食が増えつつ

2014年1月19日 at 10:16 PM
イリハム・トフティ准教授の即時釈放を求めネット署名運動始まる
写真左より王力雄、ツェリン・ウーセル、イリハム・トフティ。 ウイグル人の人権擁護を訴え続けているウイグル人知識人イリハム・トフティ中央民族大学准教授は、これまでにも何度も中国当局に拘束されている。今月15日、彼は再

2014年1月18日 at 1:43 PM
ウーセル・ブログ「省境を越えて拘束されたケンポ・カルマ・ツェワン」
ウーセルさんは1月8日付けのブログで、最近ナンチェンで解放運動が高まっているケンポ・カルツェ拘束の件について詳しい報告をされている。 その中でケンポ・カルツェを擁護するために家族が雇った中国人弁護士の話しが書かれて

筆者プロフィール

中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)