
チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2013年10月30日 at 9:02 PM
過去3度に渡り14年間獄中で過ごした元政治犯 再び連行され行方不明に
10月25日付けTibet Timesによれば、デモに参加したとしてこれまでにすでに3度刑を受け、計14年間獄中で過ごしているラサ、チュシュル出身の元政治犯トゥプテン・ソナムが2ヶ月ほど前に秘密裏に当局により連行された。家族、友

2013年10月29日 at 3:31 PM
貴重ビデオ:鉱山開発に反対するチベット人に向かい部隊が発砲
8月中頃、ジェクンド州ザトゥ県では、地元チベット人数千人が鉱山開発に反対し、鉱山開発の山に集結した(詳しくはここ)。これに対し、当局は大量の部隊を派遣し、彼らを強制排除しようとした。この際、部隊が集まっていたチベ

2013年10月27日 at 8:07 PM
AP通信:貴重インタビュー:チベットの村人が従兄弟の焼身に関する中国政府の報告を否定
APの記者が最近アムドの入り、焼身者の従兄弟である僧侶に会い、インタビューを行った。10月23日付けでその記事がでている。インタビューに答えた僧侶は当局により特定される可能性が高く、非常に危険な取材と記事であると思わ

2013年10月25日 at 6:12 PM
焼身者の救助を妨害したとして3人に4~5年の刑
刑を受けた左ノルブ・ドルジェ、右グルゴン。 在インドの元政治犯ラモ・キャプが現地と連絡を取り明らかにしたところによれば、四川省ンガバ州キュンチュ県の中級人民法院は3人のチベット人に対し、焼身者の救助を妨害し、焼身者

2013年10月24日 at 8:23 PM
第53回TCV創立記念日
昨日、10月23日は毎年恒例のTCV創立記念日であった。街中のチベット人がTCVグランドに集まり、子供たちの演技を楽しみ、その後昼食ピクニックに興じた。数年前からダライ・ラマ法王はもうお出にならなくなり、その代わりギャワ

2013年10月23日 at 7:07 PM
ウーセル・ブログ:1950年代にチベットを「訪問」した外国人記者団
8月14日付けウーセル・ブログ 原文:唯色:1950年代“访问”西藏的外国记者团 翻訳:@yuntaitai さん ◎1950年代にチベットを「訪問」した外国人記者団 中国蔵学出版社が近年出版した2冊の翻訳書。 外国人記者団

2013年10月22日 at 4:12 PM
ディル:こいつらは「岩にぶつかる卵のようなものだ」と役人 拘束された同胞の解放を求めた人々を部隊が威嚇 10人逮捕
拘束されたテンジン・ランドル。 10月18日、ディル県シャクチュ鎮(འབྲི་རུ་རྫོང་ཤག་ཆུ་གྲོང་རྡལ། 比如县夏曲

2013年10月21日 at 9:51 PM
ディルで再び4人拘束 国境なき記者団とアムネスティが非難
新たに連行された左よりダワ・ルンドゥップ、僧ジャンパ・レクシェ、僧ケルナム。 中国国旗掲揚強要で死者や拘束者が続く自治区ディル県で再び4人のチベット人が連行された。このディル弾圧に関連し、国境なき記者団は当局が情報

筆者プロフィール

中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)