
チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2014年9月29日 at 1:23 PM
ウーセル・ブログ:特権を享受する「太陽の都ウオーク」
今年の冬、1月12日、中国のスター集団が1500人余りを引き連れ、「歩くことの力 太陽の都ウオーク」と題し、チベットの首都ラサを闊歩した。この官製イベントは役人により「心の公益プロジェクト」とも呼ばれた。 このイベントに対

2014年9月26日 at 4:33 PM
共産党祝賀会の最中「チベット独立」を叫んだ僧侶に10年の刑
僧ロプサン・ゲンドゥン。 去年7月1日、チベット自治区チャムド地区ツァワ・パシュ県で中国共産党創立記念日の祝賀会の最中、ドンサル僧院僧侶ロプサン・ゲンドゥンが「ダライ・ラマ法王に長寿を!ダライ・ラマ法王のチベット帰

2014年9月24日 at 9:49 PM
ウーセル・ブログ(唯色・博)「ラルン・ガルはシャンバラではない」
以下、2014年1月31日付けウーセル・ブログの日本語全訳。 原文:唯色:喇荣不是香巴拉 翻訳:@yuntaitaiさん ◎ラルン・ガルはシャンバラではない カム地方北部セルタ(四川省カンゼ・チベット族自治州セルタ

2014年9月21日 at 2:16 PM
<速報>ツー(合作)で新たな焼身 習近平・モディ会談に合わせた?/ 最近伝わった焼身ビデオ
ラモ・タシ 今年4月15日、カム、タウでティンレー・ナムギェル(32)が焼身抗議を行い、死亡した。その後5ヶ月以上経過し、チベットの焼身は忘れ去られようとしていた。そんな時、新たに若者が自ら燈火となり、まさに命がけ

2014年9月15日 at 7:53 PM
牧草地を巡る村同士の争いの後、部隊が出動し激しい暴力を振るう
かつてチベットの牧草地には移動を遮る柵は全くなく、季節に合わせ自由に移動することができた。中国当局の政策により柵ができた時点でもう「遊牧民」と呼ぶことはできなくなっている。チベットにはすでに「遊牧民」は存在しない

2014年9月10日 at 6:00 PM
14世ダライ・ラマは本当に「ダライ・ラマ制度は自分で終わり、後継者は不要」と公言したのか?
ダライ・ラマ法王は訪問先のドイツで9月7日、ドイツ週刊紙ウェルト日曜版(Welt am Sonntag)の取材を受けその中で「ダライ・ラマ制度は自分で終わり、後継者は不要」と公言した、とAFP日本語版等が伝えた。このニュースの反響は大き

2014年9月9日 at 7:59 PM
ビデオで拷問を暴露した僧ジグメ・ギャンツォに5年の刑 失踪3年後
アムドの名刹ラプラン・タシキル僧院の僧侶ジグメ・ギャンツォは2006年以来4度拘束されその度に拷問を受けていた。最後に拘束されたのは2011年8月20日、それ以来3年間以上行方不明のままとなっていた。 9月8日付け

2014年9月8日 at 5:09 PM
ディル<>ナクチュ間に厳しい検問所8カ所 苦しむ通行者たち
チベット自治区ナクチュ地区のディルでは去年9月に愛国高揚キャンペーンが始まり、これに反発するチベット人住民に対し当局が無差別発砲を含む厳しい弾圧を行った結果、これまでに少なくとも3人が銃殺され2人が拷問死している

筆者プロフィール

中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)