
チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2014年5月31日 at 12:39 PM
「一時は焼身も考えた」 奇跡の逃亡の末亡命を果たした僧ゴロ・ジグメ
記者会見中のゴロ・ジグメ 僧ゴロ・ジグメは2008年、現在収監中のドゥンドゥップ・ワンチェンが制作したドキュメンタリー『ジクデル(邦題:恐怖を乗り越えて)』の収録を手伝ったとして逮捕された。彼は7ヶ月後に解放された

2014年5月26日 at 12:38 PM
失踪中の歌手ギェペ、音楽祭の会場で逮捕
来たらん (ヨンギ・ユ ཡོང་གི་ཡོད། I am coming ) 歌詞の日本語訳はここ。 2年近く失踪とされていたンガバの人気歌手ギェペの元気そうな写真が先の5月24日、フェースブック上に流

2014年5月25日 at 1:14 PM
パクパ・ギェルツェンの投身抗議の後
パクパ・ギェルツェン 抗議デモ 先のブログで、5月7日、自治区チャムド地区ゾガン県のビルの屋上から、パクパ・ギェルツェンという妻子あるチベット人が地区の鉱山開発に反対し、投身自殺を行い死亡したということをお知らせし

2014年5月9日 at 2:17 PM
ビルの屋上で「チベットに自由を」と叫び 刀で自分を刺した後 投身・即死
投身抗議を行ったパクパ・ギェルツェン。 5月7日の早朝、チベット自治区チャムド地区ゾガン県で、パクパ・ギェルツェン(འཕགས་པ་རྒྱལ་མཚན།39)と呼ばれる1人の

2014年5月8日 at 12:20 PM
孤児や貧しい家庭の生徒を集める学校が閉鎖され、1人の教師に13年の刑
青海省黄南チベット族自治州ツェンツァ(尖扎)にある、チベット人経営の私立学校が当局により閉鎖され、教師の内一人は13年の刑を受けた。 5月6日付けRFA等が伝えるところによれば、去年4月25日、ツェンツァにある「職業技

2014年5月5日 at 7:59 PM
ウーセル・ブログ「チベット人の刀剣処分が伝える意味」
ウーセルさんは去年11月26日付けのブログで、カムやアムドを中心に広がっている自主的「刀剣処分」の意味について問われている。この行為を「非暴力不服従」の社会的抵抗運動の一つと位置づけ、「焼身者の命と引き換えにした

2014年5月3日 at 8:03 PM
相次ぎドゥンドゥプ・ワンチェンに国際的人権賞、僧ゴロ・ジグメは報道ヒーローと
「ジクデル(日本語版タイトル『恐怖を乗り越えて』」の制作者ドゥンドゥプ・ワンチェンが法王の盟友であったヴァーツラフ・ハヴェル氏の名をかした世界的人権賞を受賞した。前日には彼の助手をしていた僧ゴロ・ジグメも「世界の

筆者プロフィール

中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)