チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2012年12月9日 at 7:07 PM
悲しみの「灯明祭」
昨日のラサ、ジョカン前広場。巡礼者の姿は見えず、ただただ大勢の部隊が整列している姿が写っている。手前のジョカン屋上にはこれから灯されるであろう灯明が準備されている。 昨日、12月8日はチベット歴の10月25日に当た
2012年12月8日 at 10:14 PM
今日2人目の焼身 ルチュ県 23歳の若者 内地96人目
生前のペマ・ドルジェ。 今日12月8日、現地時間4時過ぎ、アムド、ルチュ(མདོ་སྨད་ཀླུ་ཆུ་རྫོང་甘粛省甘南チベット族自治州碌曲県)シツァン僧院
2012年12月8日 at 9:25 PM
「灯明祭」の日に新たな焼身・死亡 内地95人目 98年以降内外100人目
僧クンチョク・ペルギェ、生前の写真。 今日はゲルク派の祖師ジェ・ツォンカパの命日であり、チベットの僧院や家々には沢山の灯明が灯される。そんな日にチベットの自由のために自らを灯明と化した僧侶がいた。 ダラムサラ・キル
2012年12月7日 at 10:09 PM
国連への訴え ソガ・スクールの抗議「私の家族を殺すなかれ 私の兄弟姉妹を逮捕するなかれ」
今日、下ダラムサラにあるソガ・スクール(シェラップ・ガツェリン)の生徒たち300人が、3時間程かけて上ダラムサラのツクラカンまでデモ行進し、ツクラカンの勇者の塔の前で集会を開いた。 全員黒い服、黒いマスクを付け、手
2012年12月6日 at 8:24 PM
刑期10年半 獄中のチベット人作家に「劉暁波勇気文学賞」が贈られる
刑期10年半を受け獄に繋がれているチベット人作家に、国際PENクラブ公認団体である独立中文筆(PEN)会が今年の「劉暁波勇気文学賞(獄中作家賞)」を贈った。 この賞は先月15日、「国際PENクラブ獄中作家の日」にチベット人作家
2012年12月5日 at 10:54 PM
チベット亡命政府:新ビデオと共に世界的連帯を求める
チベット亡命政府は12月10日の世界同時行動日を前に、今日午前11時、記者会見を開き、6分半のキャンペーンビデオを発表した。 このビデオは焼身抗議を中心にチベットの現状を知らせ、世界的連帯を要請するために制作された
2012年12月5日 at 7:47 PM
電話で友人に最後の言葉を残す / 焼身に関わったとして地区の指導者逮捕
僧ロプサン・ゲンドゥン生前の写真。 12月3日にゴロ州ペマ県で焼身、死亡した僧ロプサン・ゲンドゥンは仲間の僧侶に最後の言葉を伝えていた。 「俺は今、焼身抗議を行うために準備したところだ。ガソリンを身体にかけた。後は
2012年12月5日 at 6:21 PM
胸にナイフを刺し中国に抗議
先月、北京で「十八党大会」開催期間中、甘粛省甘南チベット族自治州ツゥ(合作)で1人のチベット人が自分の胸にナイフを突き刺し、その血で学校の壁に「チベット独立。ダライ・ラマ法王のチベット帰還を」と書き、その後さらに
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)