チベットNOW@ルンタ

ダラムサラ通信 by 中原一博

2013年1月18日

「中国の警察がTYC(チベット青年会議)メンバー7人を逮捕」を検証

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661e750b去年10月6日にツゥで焼身・死亡したサンゲ・ギャンツォ(27)と残された妻と2人の子供

中国の新華社通信が1月15日付けで「甘粛省警察、ダライ集団である『チベット青年会議』構成員が計画した焼身殺人事件を解決」という記事を発表した。甘粛省警察はTYC(チベット青年会議)が焼身を煽動、教唆しているという証拠を掴み、TYC幹部構成員を含む7人を逮捕したというのだ。ここでいう焼身とは去年10月6日にツゥで焼身・死亡したサンゲ・ギャンツォ(27)のことである。彼の焼身について詳しくは>http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51764472.html

新華社の記事全文を@uralungtaさんが翻訳して下さったのでまずはそれを載せ、次に記事の中で焼身を教唆した後海外に逃げたとされる僧侶へのVOTのインタビュー、及び罪を着せられたTYCの会長の話を載せる。もちろん、双方の主張はまったく噛み合ない。どちらを信じるかは読まれた人の自由である。最後に私のコメントを記す。

甘粛省警察、ダライ集団である「チベット青年会議」構成員が計画した焼身殺人事件を解決
2013年1月15日 ソース:新華網(新華社ネット)
原文:http://news.xinhuanet.com/politics/2013-01/15/c_114378934.htm


【新華社蘭州1月15日】甘粛省の警察はこのほど、国外のダライ集団である「チベット青年会議」幹部構成員が組織的に計画し、チベット域内のならず者が惑わせて扇動した、組織的かつ計画的な焼身殺人事件の捜査解決に成功した。この事件では1人が死亡している。ケルサン・ギャンツォ、ゴンポ・キャプ、タシ・ギャンツォ[尕藏加错、贡保杰、扎西尖错]ら主要容疑者7人がこの事件で逮捕された。


2012年10月6日、甘粛省合作市那吾郷多河村<アムド、ツォェ、ドカル村>の村民サンゲ・ギャンツォ(26歳男性)が焼身により死亡し、甘粛省公安庁<警察本部に相当>はすぐさま専門の捜査本部を設置し、全力で捜査に当たった。これまで明らかになったことによると、2007年、サンゲ・ギャンツォは他の者と共謀して連続窃盗事件を起こし法にのっとって処分され、長期にわたり正規の職業についておらず、また同時に多数の女性と不適当な関係を続けていた。

2011年、国外の「チベット青年会議(TYC)」メンバーであるチュ・ギャンツォ[祁坚措](33歳男性、元ドカル僧院僧侶、サンゲ・ギャンツォの同郷の親友で、2000年に不法出国してインド「デプン寺院」で僧侶となっている)がチベット領域内に入って活動した期間に、何度もサンゲ・ギャンツォに「チベット独立」思想を持ち込んで吹き込み、同年9月にインドに戻った後も、インターネットや電話などの手段を通じて密接な関係を保ち、焼身した何人かについていわゆる「英雄的行為」であると吹聴し、「チベット人のための活動に貢献すれば、自分と家族の地位が高まる」とそそのかした。

2012年1月には、ダライ集団がインドで開催した「カーラチャクラ潅頂法要」期間中に、チュ・ギャンツォと「TYC」の別の1人の幹部構成員ゴンポ・ゴンチュク[贡保贡去乎](33歳男性、元ドカル僧院僧侶、2000年に不法出国)が呼んでインドを訪れカーラチャクラ法要に参加したケルサン・ギャンツォ(41歳男性、ドカル僧院会計担当、チュ・ギャンツォの兄)、ゴンポ・キャプ(32歳男性、ドカル僧院僧侶)など30人余りの甘粛省甘南州<アムド、カンロ地方>僧侶が会合を開き、チベット本土域内での焼身アクションの実施について計画した。2012年4月、ゴンポ・ゴンチュクはインドから<チベット本土に>ひそかに戻り、サンゲ・ギャンツォに会ってそそのかしと扇動を行い、合わせて「焼身さえすれば、その写真を領域外に送信し、ダライ・ラマ組織のインドの僧侶たちが読経して供養することを保証する」と確約して、焼身の決意を固めさせた。

10月6日、サンゲ・ギャンツォはゴンポ・キャプら3人に電話を掛けて、焼身する時間と場所を伝えた。サンゲ・ギャンツォが火をつけた後、現場に先回りしていたタシ・ギャンツォ(25歳男性、ドカル僧院僧侶)、ゴンポ・キャプらは焼身の一部始終や現場の状況を撮影し、いちはやく領域外に伝えた。<焼身した>当日午後、領域外在住のチュ・ギャムツォはすぐさまメディアに情報を公表した。続いて、ダライ集団は全力で自作自演を行い、チベット地域がいわゆる「人道主義の危機」に臨していると言いふらし、国際勢力に口出しさせるよう要求した。サンゲ・ギャンツォが焼身した後、ゴンポ・ゴンチュクはただちにこっそり出境し逃れた。


警察筋によると、他人を組織的、計画的、扇動的、そそのかして焼身させることは、命あるものを害することであり、社会に危害を及ぼし、故意に他人の命を奪う重犯罪行為である。中国の警察当局は既に、国際刑事警察機構を通じ、関係国に対しゴンポ・ゴンチュクを身柄請求した。同時に、今後さらに背後関係の捜査に力を入れ、他者の生命をふみにじる犯罪行為は法にのっとって厳罰に処する。

この記事を受けVOTは直ちに、記事の中でチベットに出入りして事件の中心人物であるかのように描かれている僧チュ・ギャンツォにインタビューしている。ついでにTYC会長にもインタビューしている。

以下、その要旨。

1、自分はまったくTYCのメンバーではないし、ましてや焼身を奨励したり、画策したことはない。

2、焼身したサンゲ・ギャンツォとは 同郷だ。村の人たちはみんな彼がどのような人柄であったか知ってる。 彼は正直で、温厚で、公正で正義感の強い若者だった。年長者を敬い、年少者を可愛がっていた。当局が彼が窃盗していたとか、数名の女性と不当な関係があったと言っているが全くあり得ない嘘だ
 
3、当局は彼が焼身した後、家族の下に行き、「彼の焼身は夫婦仲がこじれた結果である」という書面に署名すれば100万元の補償金を出すと持ちかけた。家族がこれをきっぱ り拒絶した後、当局はこのようなでたらめなストーリーをでっち上げた。
 
4、当局はまた、私が2012年1月に、インドの法要に参加した私の兄であるケルサン・ギャンツォやゴンポ・キャプという僧侶らカンロ(甘南州)の僧侶30人以上を集めて会合を開き、焼身を計画したと言っているが、これもまったくの嘘だ。このうちケルサン・ギャンツォはインドに来たことは一度もなく、また私自身はゴンポ・キャプという名の僧侶には一面識もない。すべて中国共産党政府が中国国内の民衆とチベット人を騙すためにでっち上げたものだ。
 
以下TYC会長ツェワン・リクジンへのインタビュー:

5、上記のような中国当局の非難に対して、ツェワン・リグジンは、インド南部のデプン僧院の僧侶チュ・ギャンツォとTYCはいっさい何ら関係がなく、組織のメンバーでもない。
 
6、中国共産党は自分の責任を隠し、逃れるためにこれまで何度もTYCを批難している。我々は中国共産党のこの卑劣な、責任逃れのやり方に断固抗議する。TYCが チベット内地のチベット人を扇動したり教唆して焼身させたということはこれまでに一度もないということを強調したい。

とにかく新華社の記事(警察発表)はつっこみどころ満載な記事である。

まずは見出しだが、「ダライ集団である『チベット青年会議』」と書かれてる。ここ(ダラムサラ)にいると、TYCがダライ集団という言い方に非常な違和感を感じる。TYCとダライ・ラマ法王は路線闘争において常にぶつかり合う間柄。どちらも「あれとは一緒じゃないぞ」というであろう。また、TYCは時には「宗教がチベットを台無しにした」なんていうことがあるぐらいで、僧侶をメンバーにしようとは思っていない。勧誘もしない。もっとも、どうしてもTYCに入りたいという僧侶がいれば、断りはしないと思うが。今回も僧チュ・ギャンツォはTYCとの関係を完全に否定している。

f554bf14焼身の後ドカル僧院に警察が踏み込んだ。

地元警察はサンゲ・ギャンツォの焼身の後10月17日に、遺体が一旦運び込まれたドカル僧院の僧侶4人を拘束している。詳細は>http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51765950.html 今回新華社は7人逮捕したといいながら3人の名前しか発表していないが、その内の2人、ケルサン・ギャンツォとタシ・ギャンツォは10月17日に拘束された内の2人である。その時の拘束理由は「遺体を保護し、写真を撮った」というものだった。この時は「TYCのメンバー」とか、「外国に写真を送った」ということは「分かってなかった」か「そうではなかった」ということになる。

焼身したサンゲ・ギャンツォが「連続窃盗事件を起こしていた」だとか、「同時に多数の女性と不適当な関係を続けていた」とか言う事は遺族の心を非常に傷つけるであろう。そのような前科があるよな者をわざわざ選んでTYCが焼身を唆したというのもおかしな話ではある。そのようなせこい犯罪者に焼身ができるとでも思っているのか?焼身後、伝わった彼に対する村人たちの評価と今回のチュ・ギャンツォの評価は一致している。ンガバの僧侶たちが焼身したときにも当局は「彼らは犯罪者であり、僧侶なのに女を買っていた。精神的に未熟な者だった。精神異常者であった」等と言っていたが、これらを焼身の原因とすることは彼らが政治的動機から焼身したという事実を曲げるために持ち出された嘘だった。そのことと後から「彼らはダライ一味により唆されたのだ」という「政治的動機」を認めた言い方とは基本的に矛盾する。

7ca53e3e自宅に横たえられた遺体の上には法王の写真が。

TYCメンバーとされる僧チュ・ギャンツォがサンゲ・ギャンツォを唆すために「焼身は英雄的行為」であるとか「家族の地位が高まる」と言ったことになってるが、焼身者を英雄扱いするのは回りのチベット人たちが自然にそう思う感情に基づいており、人に言われなくても、そんなことは分かってることである。人にそう言われて焼身する者がいると考える当局は浅はかである。彼には若い妻と2人の子供がいたのである。焼身者の願いは自分が英雄になるという利己的なものではなく、みんなのためにチベットが自由になり、法王が帰還されるという利他的動機に基づいているのだ。

「チベット独立」思想を吹き込んだと言うが、サンゲ・ギャンツォが焼身しながら叫んだという言葉は「チベットに自由を!ダライ・ラマ法王をチベットへ!言語自由!」と伝えられている。もしそうならなぜ「チベットに独立を!」と叫ばなかったのだろう。

「カーラチャクラ法要の時に、、」云々はカーラチャクラ法要の政治的危険性を強調したい当局の真っ赤な嘘と思われる。

「現場に先回りし」「焼身後、写真を撮りいち早く亡命側に伝えた」というが、現場に先回りし準備を整えていたのなら、何で写真じゃなくて一部始終を知らせるビデオを撮らなかったのか(1960年代のベトナム僧侶の焼身のように)、これこそ亡命側がほしがっているものなのに。

e2034605事件の後最初に亡命側に伝えられたのはサンゲ・ギャンツォの村を写したこの写真だった。

また、この焼身の情報を真っ先に伝えたのはTYCではなく9-10-3(グチュスン)の会だった。またその時には写真は伝わっていなかった。なぜ、TYCメンバーと言われる彼らがTYCに真っ先に伝えなかったのか?準備ができていたはずなのに。

事件後警察は「すぐさま専門の捜査本部を設置し、全力で捜査に当たった」というが、その実、警察と役人は焼身の後家族の下に来て、「サンゲ・ギャンツォの焼身は中国政府への抗議ではなく、夫婦仲が悪くなり、それを苦にして焼身したのだ、という手紙を書き、サインするなら、家族に100万元与えよう」と持ちかけている。詳しくは>http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2012-10.html?p=2
家族はこの申し出をきっぱり断っている。当局が最初に考えた筋書きは失敗したわけである。そこで次に考えた筋書きが今回のバージョンというわけだ。警察はまっとうな捜査より、嘘の筋書きを考える事に熱心だったようだ。

郷や県、州当局は自分たちの守備範囲内で何かことが起れば、とくに政治的抗議目的の焼身が起れば、責任問題になるのだ。管理責任、監督責任というやつだ。これを回避するには、焼身が政治的抗議目的ではなく、個人的自殺とするか、または外国の分裂勢力の差し金とすることなのだ。中国当局も本当の原因はもちろん分かっているのだ。だがこれを認めるわけにはいかないというのが今の中国だ。

それにしてもお粗末なでっち上げである。また、いくら現地警察発表と断りながらも、こんなチンケな記事を載せるような新華社も落ちたものである。日本の新聞等はこれをほぼそのまま、報じている。例えば共同>産経http://sankei.jp.msn.com/world/news/130116/chn13011613220006-n1.htm
これを読んだ一般のチベットの状況をよく知らない日本人は、「へえ、そうなんだ。チベット青年会議という亡命側の組織が焼身させているんだ」と本気で思ったかも知れない。

中国の警察当局、焼身自殺扇動で7人逮捕 チベット人ら
2013.1.16 13:21 [チベット]
 新華社電は16日までに、中国甘粛省の警察当局が、26歳のチベット族男性に対して焼身自殺を扇動し死亡させたとして、チベット独立急進派「チベット青年会議」のメンバーら7人を逮捕したと伝えた。
 新華社電によると、メンバーの1人が2011年にインドから中国に入った際に男性と接触して「チベット独立思想」を教え込んだ上、焼身自殺させることを他のメンバーらと計画。死亡後に亡命政府の僧侶による読経を男性に約束するなどし、12年10月に自殺を実行させたとした。
 逮捕に至った経緯は明らかにしていない。(共同)

参照:17日付け「ちべログ@うらるんた」http://lung-ta.cocolog-nifty.com/lungta/2013/01/20130115.html
15日付けRFAチベット語版http://www.rfa.org/tibetan/sargyur/masterminded-by-key-members-of-tyc-01152013152703.html
16日付けRFA英語版http://www.rfa.org/english/news/held-01162013163844.html
16日付けVOT中国語版http://www.vot.org/?p=20980
16日付けphayul http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=32858&article=TYC+rejects+China’s+allegations+as+‘baseless+and+fallacious’
チュ・ギェンツォへのVOTインタビューhttps://docs.google.com/document/d/1aj3fmfil-aL-69arzVeDPAqDxh2h-NaySl8MxpyhMwk/edit?pli=1

筆者プロフィール

中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro

1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)

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