チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2012年3月8日
昨日、今日のダラムサラ・ツクラカン
昨日と今日ダラムサラ・ツクラカンにダライ・ラマ法王がお出ましになった。
2日間の写真をアップする。
昨日はチベット正月から行われていたモンラム・チェンモ(大祈祷会)の閉めと御前問答。
今日は法王の長寿を祈るテンシュク。
ちなみに明日(8日)は法王によるジャータカ(仏陀の前世談)講義と観音菩薩の灌頂が行われる。
***事情あって今借り物のパソコンでブログなどをアップしているのだが、このパソコンで写真を見ると荒い上にすべて赤みが強くなってる。今、元の写真がそうなのかどうか判断できない。もしも、皆さんのパソコンで見ても赤みが強い時は勘弁してください。
昨日モンラムの最中シャーンティデーヴァ(寂天)の経偈の一節を引用された際、法王、思わず涙ぐまれた。
この日はスリランカからと思われるテラバーダ系の僧侶たちも多く参加されていた。
テンシュクの日には多くの仏像なども供養される。
この大きな仏像は5世ダライ・ラマ。
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)