チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2010年9月15日
ダライ・ラマ法王ラダックのレーで土石流被害者を慰問
9月13日ダライ・ラマ法王は、先の8月5日夜の豪雨により大土石流災害に遭ったラダックのレーの被害者を慰問のため訪れられた。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2010-08.html#20100813
まず、最初に壊滅的被害を被ったレーのチベット難民キャンプ、チョクラムサルに向かわれ、被害の状況を視察し、住民たちを慰めて回られた。
その後レーのラムドン・スクールの広場で25000人の聴衆を前に犠牲者への追悼式を行われた。
写真はその時のもの。
いつもながらすごい人集りだ!
さらにその他の写真を見たい方は以下へ:
http://dalailama.com/gallery/album/0/84
法王は「災害はそれぞれのカルマの結果だ。私の親が、子が死んでしまった、、、と嘆き悲しんでばかりいないで、前向きに将来のために努力すべきだ」と述べられ、さらに「10万回のマニサガ(観音の真言を唱えること)などを行うこともよいであろう」等の様々なアドバイスをされた。
RFA
http://www.youtube.com/watch?v=aGr4kYOkzkM&feature=youtu.be&a
14日にはカルギル地区のカルギル、ムルベク及びボダカルブを訪問された。
15日にはボダカルブにて観音菩薩の潅頂を一般参列者に授けられる。
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このブログが「ライブドアブログ第1期奨学金コンテスト」に合格した話し。
これもこのブログに日夜アクセスして下さっている皆様のお陰。
数か月まえuralungtaさんのお勧めで、何となく応募したコンテストでした。
が、何と応募者総数1721人の中で合格したのは26人だけという難関に引っかかったのでした。
一般に、合格するための最低基準は月間アクセス数が一万件以上ということだった。
このブログはこの基準にはちょっと足りない。
それなのに何で合格したのか???
きっと審査員の中にチベットファンがいたのではないだろうか?と思ってる。
で、私のブログを宣伝したライブドアさんの歌い文句を読んで、顔を赤らめたというか、意味がよくわからないと思った。
曰く、このブログは「20世紀的ジャーナリズムの極北に位置するブログ。TVや新聞では伝えることの出来ないリアルな情報や感情を伝えるさまは、まさに<個人ブログメディア通信社>」というのだ。
http://scholarship.livedoor.com/recipient01.html(その他合格ブログの一覧表がある)
「20世紀的ジャーナリズムの極北に位置する」はどう解釈すべきなのか?
ある人は、「これは客観的取材(←20世紀?)の対極にある、内側に入り込む主観的取材、ってこと? んで「極北」って北の最果ての誰も顧みない荒野ってこと!」と解釈された。
が、他のある人は:「20世紀的」つまり新聞やテレビ中心の報道ではなくブログという新しいスタイル<-「極北」である、という意味ではないか?とおっしゃった。
私としてはもちろん二番目の意見であってほしいと思うのだが、それにしてもライブドアさんは分かりにくい表現をされるものだ。
月間一万件を超えるとさらにボーナスが貰えるという。
だから私もできるだけ頑張るから、皆さんもせっせと「チベット問題を広めるために」も、これからもアクセスお願いします。
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10月に長野で行われる小川アムチによるチベット医学教室のお知らせ。
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長野でチベット医学を学んでみませんか
小諸在住のチベット医(アムチ)小川康さんを長野にお招きして、チベット医学を通してチベット文化について学んでみませんか?
6人から8人程度の少人数で、チベット医学のバイブルである「四部医典」をテキストにチベット医学について学びたいと思います。
仲 間 募 集!
開催時期 2010年10月13日(水曜)より10月20日、27日、11月10日、17日、24日
時間 午後6時から8時 終了後交流会あり
第一回 10/13 「文化とともにチベット医学」唄 踊り 言葉 歴史 風土
第二回 10/20 「ゆっくり生きようチベット医学」チベット医学の基礎概念
第三回 10/27 「しっかり診ようチベット医学」診断と病理
第四回 11/10 「大地に根ざしたチベット医学」チベットと長野の薬草
第五回 11/17 「心を癒すチベット医学」 医学と仏教
第六回 11/24 「現代に活かすチベット医学」目指せ!ノーベル医学賞
場所 スローカフェ ずくなし 2階
http://shop.asama-de.com/b/zukunashi/
料金 一回 3000円 テキスト代 500円(別途)
申込み・問合せ ナガノ DE チベット(はらだ)
電話かメールでお申込下さい
090-4158-2085 E-MAIL miyuki.rewa@gmail.com
一回のみの受講もできます。 定員 8名
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)