チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2010年7月13日
内地のチベット人たちによるダライ・ラマ法王の誕生日を祝うデジタル・セレブレーション
7月12日付、SFTオフシャル・サイトによれば、
http://blog.studentsforafreetibet.org/2010/07/a-digital-celebration-of-hhdls-75th-from-tibetans-in-tibet/
7月6日のダライ・ラマ法王75歳の誕生日以降、チベットと中国のネットユーザーは人気の中国語ソシアルサイトにダライ・ラマ法王の写真を沢山掲載したという。
人気のソシアルサイト 51.com and Qzone上には法王の様々な写真やチベット国旗、近況報告などが溢れた。
この溢れかえるチベットの若者を中心とした抵抗の表現は、中国がチベット人の声への弾圧を強めている今起こっている。
写真はネットに掲載された祝賀ポスター
チベット語:「雪山チベットの国に喜びの太陽が早く昇りますように」
上記のサイトに行けば、他にも色んなポスターを見ることができる。
ゴロから祝賀の歌をyoutubeに載せたグループといい、タウで祝賀会を盛大に行ったチベット人たちといい、ネットの若者たちといい、いくら不当に弾圧されてもチベット人は負けないね!
法王への思慕は増すばかりだ。
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)