チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2010年5月2日
スーパーサンガ/中国西部、青海省大地震の被災者のための緊急アピール
“宗派を超えてチベットの平和を祈念し行動する僧侶・在家の会”では以下のような緊急プレスリリースを発表しました。
「この度、私たちは、地震被災地であるジェクンド(玉樹)被災地の方々が胡錦涛総書記及び温家宝首相に送った「ダライ・ラマ法王の被災地訪問請願書」とダライ・ラマ法王が被災地訪問を強く願われた書簡を手にし、国家主権・国籍・人種・性別を超えた「人の心を慈しむ」同じ仏教徒として、人として生きるという倫理に照らして明らかに正しいこの願いを叶えて頂くよう、中国共産党中央政府に対し誠意を持って心から強く要請致します。」
「<生命を守る友愛>を政治的信条とされる鳩山首相、言葉にできない苦しみの中にある被災地の人々のもとへ、ダライ・ラマ法王が訪問できるよう。。。」
メディアコンタクト;
善光寺徳行坊住職、若麻績敬史(日本語)
+81 90-8943-2518(日本国内からは)090-8943-2518
lauramari1207@docomo.ne.jp / tokugyoubou@gmail.com
英語でのお問い合わせは; 若松えり(国際チベット支援ネットワーク)
+44 7711 746 172
4月30日にプレスセンターで発表された声明については、“宗派を超えてチベットの平和を祈念し行動する僧侶・在家の会”ホームページ参照。
http://www.supersamgha.jp/
声明にご賛同頂ける方は、お名前、団体名等を添えてinfo@supersamgha.jpまでご連絡ください。(サブジェクトに 青海省大地震の被災者のための緊急アピールと入れてください)
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ルンタ・プロジェクトからもご賛同お願い致します。
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)