チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2010年1月13日
「チベット拷問撲滅!」キャンペーン
イギリス:フリー チベットからSTOP TORTURE IN TIBET 「チベット拷問撲滅!」キャンペーン発信 (若松えり様訳)
リンク入り記事はこちらでどうぞ。
http://freetibet.holy.jp/2010/01/stop-torture-in-tibet-「チベット拷問撲滅!」/
新たに作動した、このサイトではチベットで日常的に行われているチベット人に対する“拷問”の使用について焦点をあてます。
チベット人僧侶、尼僧や一般市民の壮絶な証言をDominic West やAlan Rickmanといった錚々たるイギリス演劇界を代表する舞台、映画やTVでおなじみの俳優達が、朗読します。
http://www.freetibet.org/pages/vid.html
役者の魂は『語りべ:ストーリーテリング』として、最後の“Give Tibetan Their Voice Back, Stop Torture. Free Tibet”(チベット人の声を返せ。拷問をやめろ。チベットに自由を!)まで,一気に、中国支配者の非道な行為と、拷問体験者である一人のチベット人の肉声を生々しく、再現してくれます。
チベット人証言者についてはこちらでご覧頂けます。
http://www.freetibet.org/pages/surv.html
クイズ式になった「拷問とは」のページでは如何に中国支配下のチベットで、拷問が日常的に行われているかを、国連調査資料でどう表現しているか?やどのような拷問が行われているか?一体拷問とはなにをさすのか?また、中国の法律では、どうなっているのか?などを詳しく説明してくれます。
http://www.freetibet.org/pages/kf.html
“テイク アクション”のページでは以下のチベット人に対する拷問について具体的な行動を紹介します。
1;フリーチベットに参加する
2;チベットの拷問の事実について世界中の人々の口に上がるよう
サイトからビデオを転送したり、紹介したりする
3;自国の中国大使館を通して、以下の要請をする
a)国連禁止委員会を招待する
b)2008年の大規模な抗議行動後、身元のわからない1000名以上のチベット人の詳細をあきらかにする
c)強制的な思想教育や愛国教育をやめる
d)中国の全ての刑事訴訟法で、拷問により入手した自白を無効にする
ここにはイギリスとアメリカの中国大使館の住所と大使の名前が明記されていますが、日本からはこちらです。
駐日、中国大使館
中華人民共和国駐日本国特命全権大使
崔 天 凱大使
住所:〒106―0046
東京都港区元麻布3―4―33
代表電話: 03-3403-3388
オペレーター:内線8100
メールアドレス:info@china-embassy.or.jp
地方の駐日 中国総領事館のご案内はこちらから
http://osaka.china-consulate.org/jpn/
http://www.freetibet.org/pages/ta.html
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)