チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2009年12月31日
イマジン、チベットに自由が来る日を
遅くなりましたが、29日の下北沢のチベット学習会&忘年会にお忙しい中、参加して下さった皆様にお礼申し上げます。
おかげ様で会場は一杯でした。
特に、昼の3時から夜10時近くまでという異常に長~い集まりに始めから終わりまでつき合って下さった方々、
忘年会の部が始まる前に骨のあるスピーチとプゲロー!日本ゲロー!乾杯の音頭を取っていただいたダライラマ東京事務所のラクパ・ツェコ代表、
対談のお相手を快く引き受けていただき、いつもの「貞兼節」で私をいじめることで会場を湧かせて下さった貞兼綾子女史、
その盟友であり対談にも加わって下さった、みんなに愛される日本のチベットサポーターの鏡、渡辺一枝さん、
企画、料理、進行すべてを取り仕切ってくれた旧友の南 椌椌氏、
神戸からわざわざ駆けつけてくれた歌姫ゆかさん、
それに、すばらしい料理を準備して下さった「まめ蔵」のスタッフのみなさまに
ボランティアの女性陣、
本当にありがとうございました。
なお、収支決算はまだ出てませんが、もしも少しでも利益が出てるようなら、そのお金はラモ・ツォさんに寄付したいと思っています。
BBCの映像は何度見てもその貴重な映像には感動するものがあります。
私は中でも特に、中国に侵略される前のチベット人たちが平和に自由に如何にも楽しげに仲良く暮らしていたころの映像を見るのが好きです。
近いうちにDVD化して皆さんがチベットイベント等で使えるようにしたいと思います。
^^^
懐かしい人(25年ぶりから1年ぶり)がたくさん来てくれてて嬉しかった。
一番印象的だったのは、、、ブログでしかお付き合いがなく、チベット関係特にMixiでは大活躍の有名人に出会ったことか。
「はじめまして宇宙犬です」と私の前に現れた犬人を見て、自分がそれまでに勝手に想像していた人犬像とはとてつもなくかけ離れていたのには驚かされました。
やっぱ犬は犬でも宇宙をかぎ回る犬だけあってその姿も幻のごとしです。
宇宙犬様これからもチベットのために頑張って下さい。
トークの方は能力と時間の関係で自分は十分な話ができなかったな、、、と少し残念。
もっとも行き当たりばったりな私を貞兼さんに巧妙にリードして頂き、みんなに笑ってもらえてよかった、よかったです。
料理はうまいし、歌がたくさん、チベット人たちの歌や踊りも加わり本当に楽しい会であったと思います。
ーーーーーーーーー
もうすぐ年が明ける、チベットの状況は残念ながら少しも良くならない、悪くなるばかり。
まるで世界中の人権擁護活動を鼻で笑うような中国政府の態度。
外にいてもしばしば虚しさに挫けそうになる。
中にいる人たちの不安と焦燥はどれほどか!
それでも法王のいつものお言葉「(正しい行いを)決してあきらめてはいけない!」を思いだしつつ
来年もみなさんと共に「チベットに自由が来る日=世界に平和がやってくる日」を心にイマジンしながら挫けず、精一杯、力を合わせて、頑張りましょう!
プゲロー!!!!!
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)