チベットNOW@ルンタ

ダラムサラ通信 by 中原一博

2009年12月1日

今後のチベット・キャンペーンについて

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以下若松様の翻訳。

ITSNより、このメールには以下4点の、今後展開を強化するキャンペーンと、近くお届け出来る予定の新しい資料についてのお知らせが含まれます。

1.政治囚キャンペーン
2.12月10日、人権デー
3.チベット第3極点キャンペーンとCOP15気候変動協議
4.中国アウトリーチプロジェクト援助金申し込み締め切り

1.政治囚キャンペーン

12月1日より、ITSNではテンジン デレグ リンポチェに焦点を当てキャンペーンを展開します。
http://www.freetibetanheroes.org
ITSNウェブサイト内のResouces (資料)から、ダウンロード出来る絵はがきを含むアクションについて詳しいメッセージは来週お届けする予定です。

テンジン デレグ リンポチェに焦点を当てたキャンペーンは12月から1月にかけて展開され,その期間中には以下の重要期日を含みます。
12月2日 – テンジン デレグ リンポチェの判決告知から7年目
12月10日- 人権デー
1月26日- テンジン デレグ リンポチェと同時に逮捕され判決を受けたロブサン ドンドォップの処刑から7年目

同サイトでは引き続きドンドップ ワンチェンについても、キャンペーンを続けて行きます。ITSNでは参加団体に対して引き続きドンドップの釈放に付いてもキャンペーンを続行してくださるよう、要請します。
現在、ドンドップ ワンチェンについて中国要員との間で協議してくれるよう訴えた2つの機会、欧州/中国サミットとオバマ大統領の中国訪問からの事後報告をまっています。ITSNではドンドップ ワンチェンについて 随時、最新情報をお知らせしてい
きます。

2.人権デー – 12月10日

今年の12月10日は国連の世界人権デーは、ダライラマのノーベル平和賞授賞から20年でもあります。その期間は国連気候変動サミッットがコペンハーゲンで開催される期間でもあります。(詳しくは下部を参考)

もし、まだ人権デーの催し物が企画されていない団体は、何らかのアクションやイベント企画することをおすすめします。
例;多くのチベット人による団体では、ダライラマのノーベル平和賞記念日を特別な法要、食事会やパーティーで祝う予定があります。また、他のチベット団体では休まることのない中国によるチベットの人権侵害を訴えるため中国大使館での追悼ビジルが行われます。国連気候変動協議が佳境に入る時期には,各団体では気候変動問題に対し関わりがあった政治囚に焦点を当てた運動を展開することができます。
例;テンジン デレグ リンポチェ(彼の行った地域運動の中で環境問題を含んだ)
、ルンゲ アダック(中国政府の政策に抗議した遊牧民)、ドルマ ギャッブ(環境問題について書いた文筆業者)やクンガ ツァンヤン(環境破壊についての記録をした)。
これら詳細はチベット第3極点運動のサイトでご覧頂けます。;Third Pole website: http://www.tibetthirdpole.org.

3.チベット第3極点とCOP15

ITSNでは、明日の金曜日にチベット第3極点運動に参加し、コペンハーゲンで行われる気候変動協議COP15に参加するチベット代表チームを応援する方法をお知らせするメッセージをお届けする予定です。(12月7日から18日まで開催予定の)COP15に向けてと開催中に、各団体でご使用頂ける新しい資料と、アクション要請詳細が含まれます。

4. 中国アウトリーチプロジェクト援助金の締め切り

援助金申し込みについて最後のお知らせです。中国に働きかけるアウトリーチプロジェクトへの支援/援助金,上限$1500ドルの申し込みが11月30日で締め切られます。
詳しくは;http://www.tibetnetwork.org/Resources-Chineseoutreachgrants
(要ログイン)

よろしくお願いします。

Mandie & Paul

筆者プロフィール

中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro

1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)

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