チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2009年7月7日
「100歳まで生きる」と法王
ニューデリーでのお誕生日祝賀会の席上法王は
「100歳まで生きることは確信している」とおっしゃったそうです。
チベット人は本気にすることでしょう。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090706-OYT1T00839.htm
100歳まで生きると誕生日のダライ・ラマ
【ニューデリー=永田和男】インドPTI通信によると、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は74歳の誕生日の6日、ニューデリーでの祝賀行事であいさつし、「1000年生きられるかはわからないが、100歳まで生きていることは確信している」と語った。
長寿に強い自信を示したのは、後継者問題などを巡る亡命チベット人社会の不安解消や、チベット問題解決の遅延を図ろうとする中国政府をけん制する狙いもあったと見られる。
今年インド亡命50周年を迎えたダライ・ラマは「私の人生は無為ではなかった。宗教指導者や科学者、政治家、経済人、一般市民との出会いで多くのことを学び、人生観を形成することが出来た」と半世紀を振り返った。
(2009年7月6日19時04分 読売新聞)
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)