チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2009年4月27日
ダライ・ラマ法王サンフランシスコのホームレスに給仕される。
法王は昨日日曜日、サンフランシスコのもっとも貧困な人々も集まるという<マーチン・スープ・キッチン(カソリック系のホームレス用食堂>を訪れられ、最初にみんなに<パスタ>を給仕する係りをされたそうです。
http://www.tibet.net/en/index.php?id=872&articletype=flash&rmenuid=morenews
終始ジョークを飛ばされ、みんなをリラックスさせようとされていたとか。
スピーチの中で
「我々の生活は他の人々に依ってある。
私もそうだ。
私の生活は他の人々に依ってある。
あなた達はまだ、人間的社会、人間コミュニティーの中で暮らしているのだ。
どうか、それを幸せに思い、品位を失わないように」と語られた。
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)