チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2009年4月23日
中国はオバマ氏に法王と会わないようにと警告
昨日の成田での記者会見のとき、法王は「今年秋アメリカを再度訪問するとき、オバマ大統領と会えることを期待している。もちろん中国は二人の間のいかなる接触にも反対するであろうが」とおっしゃいましたが、(以下の最後の段落)
http://phayul.com/news/article.aspx?id=24517&article=Dalai+Lama%3a+China+riot+ruling+political
今日は早速中国様が「会うな」とおっしゃいました。
http://phayul.com/news/article.aspx?id=24524&article=Don’t+meet+the+Dalai+Lama%2c+China+tells+Obama
定例記者会見の席上、中国の外務省報道官ジャン・ユは「我々は如何なる国の中であろうと、ダライが、如何なる規模であろうと、如何なる名目の下であろうと、行う分裂主義的活動に強く反対する」とコメントした。
彼女(ジャンは女性)はアメリカに対し「約束を守りなさい。そしてダライがアメリカの中で分裂主義的活動を行うことを許してはいけません」と中国は要請したと語った。
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この約束というのは、二月に国務長官ヒラリー・クリントン女史が北京に行った時「アメリカは人権問題を北京との協力関係の障害としない」と言ったことでしょう。
チベット亡命政府はすでにアメリカ政府に会談を申し入れているそうですが、結論はもちろんまだ出ていないようです。
http://www.rfa.org/tibetan/sargyur/will-obama-meet-with-nemesis-of-china-the-dalai-lama-04212009221712.html
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以下、イベントの紹介です。ダラムサラから日本のイベント紹介するというのも何だかな、、、ですが、友人・知人が関わっているものばかりなので敢えてお知らせします。
まず、長野より。
あの貞兼さんのトークが聞けるというイベント。
「チベットウィーク2009春 in 長野実行委員会」スタッフの田中様からのお知らせ
【1.映画上映会】
「雪の下の炎」
上映日時:4月26日(日)17:00~
会場:長野市生涯学習センター TOiGO WEST 4F大学習室1(長野市大字鶴賀問御所 町1271番地3)
入場料:¥1,000
こちら「雪の下の炎上映」後の、トークゲストが決まりました。
チベット民族学者の貞兼綾子さんがお越しくださいます。
みなさま、どうぞお誘い合わせのうえ、ご参加ください。
チベットウィーク2009春 in 長野実行委員会
tibetweekinfo@gmail.com
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次も長野、原田美由樹様より。
4月29日に長野市トイーゴで「Undercover in Tibet」の
上映会(主催 SFTJ TEAM TIBET Nagano)があります。
若里リンカ【4.26チベットデー】
期日 4月26日13:00~16:30(小雨決行)
場所 長野市若里公園 芝生広場
主催 主催FreeTibet Nagano
http://tibet426.naganoblog.jp/e201146.html主なプログラム
・チベットサポート写真展(あおぞらねこみみ写真展)
・チベット青空ミニ図書館
(展示物)
・ダライ・ラマ法王事務所「チベット希望の鏡」配布
・チベットの子ども達の書いた絵の絵本配布
・チベットステッカー配布
・缶バッジ製作
・ダライラマ14世の「NEVER GIVE UP(イラスト付き)」の配
布
・南モンゴル漫画配布
(配布物)上記はいずれも数に限りがあります。
また若干の募金を申し受けています。よろしくお願いします
。
・PEMSI third album「My way」販売
・DVD「ヒマラヤを越える子ども達」販売
・本「受難と祈り」販売
・本「たぁくらたぁ」販売
・SFTグッズ販売
・カフェずくなしお弁当販売
(販売物)
などを予定しています。
また4月29日には「Undercover in Tibet」の上映会をします
。
「Undercover in Tibet(チベット潜入取材)」
イギリスchanneel4の3ヶ月に及ぶチベット潜入取材によって
撮影された映像の日本語字幕版です。
期日 4月29日(日)14:00~
会場 トイーゴ 第2学習室
参加費 500円
事前申込み不要
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次も長野の飯島俊哲様より。
> ①大チベット祭>
> ②5月7日(木)~5月11日(月)>
> ③
>
> 西方寺> 所在地:長野県長野市西町1019
> TEL:026-237-2707
> URL:http://www.saihouji-nagano.com/index.html
>
> ④
>
> http://www3.ocn.ne.jp/~kaizenji/tibet-fes.html
>
> http://www.saihouji-nagano.com/
>
> ⑤
>
> 【HPアドレス】
>
> http://www3.ocn.ne.jp/~kaizenji/tibet-fes.html
>
> http://www.saihouji-nagano.com/
>
> 【イベント趣旨説明文 タイトル】
> 『大チベット祭』
> ~ダライ・ラマ法王猊下、金銅釈迦牟尼仏、善光寺ご奉納記念~
>
> 今、チベットの文化から学ぶ、人間のやさしさ、心の平和
>
> ダライラマ法王より善光寺に奉納された金銅釈迦如来像。
> その輝きは、仏教の絆で結ばれるチベットと日本の深い友情の証。
> この度、私たちの深い絆を一層確かなものにする願いを込めて、
> 長年チベット仏教との交流を深める善光寺大門の西方寺において、大チベット
祭が開催される運びとなりました。
> 期間中、チベット仏教屈指の名刹タシルンポ寺より、多数の僧侶が西方寺を訪
れ、チベット仏教の奥義である砂曼荼羅の建立、
> チベット式の護摩法要、愛と平和の瞑想指導、そして圧巻のチベット僧院仮面
舞踏「チャム」の公演を実施。
> 同時にチベット文化に触れる様々な文物の展示、写真の紹介、映画の上映、そ
して興味深い関西発「チベット落語」の公演など、充実の企画が盛りだくさん。
> 皆さまのご来場を、心よりお待ちしています。
>
> 【日時】
> 5月7日(木)~5月11日(月)
> ※詳細日程はこちらをご参照ください。
> URL:http://www3.ocn.ne.jp/~kaizenji/tibet-fes.html
>
> 【会場】
> 西方寺
> 所在地:長野県長野市西町1019
> TEL:026-237-2707
> URL:http://www.saihouji-nagano.com/index.html
>
> 【費用】
> 入山無料(チベット護摩・砂曼荼羅・チャムへは無料でご参拝いただけます。
)
> ※護摩祈祷礼、西方寺特別法要、写経奉納、瞑想にご参加希望の方は御寄進を
お願いいたします。
> ※有料企画として、映画鑑賞500円、チベット落語観覧2000円となりま
す。こちらをご参照ください。
> URL:http://www3.ocn.ne.jp/~kaizenji/tibet-fes-cost.html
>
> 【内容】
> イベント内容詳細はこちらをご参照ください。
> URL:http://www3.ocn.ne.jp/~kaizenji/tibet-fes-detail.html
>
> 【主催】
> 西方寺
> URL:http://www.saihouji-nagano.com/
>
> 【後援】
> 善光寺
> URL:http://www.zenkoji.jp/
>
> ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス)
> URL:http://www.tibethouse.jp/home.html
>
> 【協力】
> チベットの風
> URL:http://www.geocities.jp/windoftibet/
>
> 「チベット大好き」の会
> URL:http://tibet-daisuki.at.webry.info/
>
> 【募集】
> 大チベット祭でのボランティアスタッフを募集しています。
> 是非ご協力ください。
> 〔問い合わせ:チベットの風〕
> ℡ 090-4951-0018
>
> 【問い合わせ先】
> 大チベット祭実行委員会
> 事務局:西方寺
> TEL:026-237-2707
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キャンドルナイト@TERRAの梅野嬢より
タイトル:
ニチャン・リンポチェ師によるチベット瞑想伝授会
慈悲のエッセンス・「トンレン」の瞑想
開催日:5月16日(土)午後6時30分~8時30分
会場:ほびっと村学校 住所:杉並区西荻南3-15-3
http://www.nabra.co.jp/hobbit/
会費;3000円
問い合わせ、予約先:電話03-3332-1187
メ-ルhobbit@ea.mbn.or.jp (16日予約の件名で、お名前、連絡先
明記の上お申し込み下さい)
必ず、予約して下さい。
内容:
フリ-チベットを願う皆さん、慈悲のエッセンスを学び、慈悲の光をチベット、
中国、に届けましょう!
「トンレン」とは何でしょう?それは、引き受け、与える、という意味です。他
者の苦しみを自分が引き受け、慈悲を送る、という瞑想法です。ダライ・ラマ法
王をはじめ、偉大なラマたちはみな「トンレン」の実践者です。ダライ・ラマ法
王は昨年の「ニュ-ヨ-クタイムズ」誌で、眠る前にトンレンの瞑想をしておら
れる、と答えていらっしゃいました。
33年もの間、収容所で過酷な時を強いられたパルデンさんも、チベット人すべ
ての苦しみを自分が引き受けるのだ、という心で過ごされ、苦しみを乗り切られ
た、と聞いています。
「トンレン」は心に強力に作用し、自らの内に平安をもたらし、慈悲の心で生き
ていく力を養います。
リンポチェによる特別伝授会です。
梅野が聞き役となり、リンポチェが分かりやすく伝えて下さいます。瞑想が初め
ての方も歓迎です。
ぜひ、体験しにいらしてください。
ニチャン・リンポチェからのメッセ-ジ:
いまこそ、身も心もやすらかにする方法を学び実践するときです。母に抱かれう
ように釈尊の教えに自らをゆだね、真のやすらぎをみつけるときです。
内容詳細:http://www.nabra.co.jp/hobbit/
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再び長野の飯島俊哲様からのお知らせですが、
イベントは東京の護国寺です。
これはもう知れ渡ってるのかもしれませんが。
①宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会
第2回結集 聞・思・修 ~学び、考える、行動する~
②平成21年5月23日(土)
③東京 護国寺 【桂昌殿】
http://www.gokokuji.or.jp/index.html
東京都文京区大塚5丁目40ー1
④http://www.supersamgha.jp/
⑤【HPアドレス】http://www.supersamgha.jp/
【イベント要旨説明文】
チベットのこと、知っていますか?-学び、考え、行動する日本仏教へー
ダライ・ラマ法王がインドに亡命して半世紀、チベット問題は今なお混迷の度を深め、解決の糸口を見出せずにいます。
今こそ、私たちは「聞・思・修」というサンガの基本に立ち返り、チベット問題の本質とその普遍性を学ぶとともに、宗派を超えて叡智と行動を結集し、希望の道を探る時ではないでしょうか。
そこで、当会結成1年を迎えるに当たり、宗派を超えてチベットの平和を祈念する私たち日本の仏教者が、再びその思いを寄せ合う結集を開催いたします。
当会設立の意義を見つめなおし、未来に向けて、私たち日本の仏教者が果たすべき役割を見出す集いにしましょう。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
(※→第2回結集チラシ.pdf)
「聞・思・修」とは、全宗派に共通する仏道修行における重要な基本姿勢です。これを三慧とも言い、すなわち、学び、論理的に考えて、繰り返す瞑想実修により「正しい理解」を身につけること。
私たちは、この三慧のプロセスから生じる仏陀の叡智が、慈悲(共感共苦)による「行動」へ、そして「社会参加する仏教」へとつながっていくことを願っています。
宗派を超える思いが、今、一歩踏み出します。
〔第2回結集特別講師〕
■ケルサン・ギャルツェン氏(ダライ・ラマ法王特使)
1951年チベット・カム地方に生まれる。83年以降チベット亡命政府の任務に就く。スイスのチベット事務所代表、駐欧州連合特使などを歴任。現在、ダライ・ラマ法王により任命された2名のチベット代表団特使のひとりとして中国政府との交渉にあたり、2002年以降、中国指導部との8回の公式協議と1回の非公式協議に臨むとともにチベット交渉対策本部のメンバーも務める。ダライ・ラマ法王の特使という立場から、チベットに関する講演やインタビューにも精力的に取り組み、チベットの人々の悲劇に光をあてるべく尽力している。
■石濱裕美子氏(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
文学博士。早稲田大学大学院博士課程修了。同大学教育学部専任講師、准教授を経て現職。
編著書に「チベット仏教世界の歴史的研究」(東方書店、2001)、「チベットを知るための50章」(明石書店、2004)、「図説 チベット歴史紀行」(河出書房新社、1999)、訳書に「聖ツォンカパ伝」(大東出版社、2008)、「ダライ・ラマの仏教入門」(光文社、2000)、「ダライ・ラマの密教入門」(光文社、2001)など。現在、日本国内におけるチベット史研究の第一人者。
<内容>
《第1部》
開会宣言
本尊法楽(導師は護国寺ご貫主、岡本猊下)
当会代表
当会特別顧問挨拶
チベット代表団特使、ケルサン・ギャルツェン氏のお話し
《第2部》
石濱裕美子先生のお話し
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所、代表ラクパ・ツォコ氏挨拶
質疑応答(ケルサン特使・石濱先生)
法要
閉会宣言
※ 更に詳しい内容については当会ホームページに随時アップいたしますので、ご確認ください。
http://www.supersamgha.jp/
【日時】平成21年5月23日(土) 午後15時~18時
【会場】東京 護国寺 【桂昌殿】
http://www.gokokuji.or.jp/index.html
東京都文京区大塚5丁目40ー1
【参加費】 無料
※事前のお申込みをお願いします。
お申込み方法は下記3つのいずれかに、必要事項明記の上お願いいたします。
・当会HP「お問い合わせ」へ http://www.supersamgha.jp/contact.html
・FAX045-431-2241 観音寺宛
・info@supersamgha.jp
〈お申込み 必要事項〉
①氏名
②住所
③電話番号
④メッセージ
【参加資格】なし(どなたでもご参加いただけます
【主催】 宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会
URL:http://www.supersamgha.jp/
【協力】 ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス)
URL:http://www.tibethouse.jp/home.html
【募集】当日のボランティアスタッフを募集しています。(僧俗問わず)
是非ご協力ください。
【問い合わせ先】
①当会HP「お問い合わせ」へ http://www.supersamgha.jp/contact.html
②FAX045-431-2241 観音寺宛
③info@supersamgha.jp
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最後に昨日のブログ、法王の成田での記者会見の話ですが、
初めから5行目、<以下に>とあるのは<如何に>の変換ミスでした。
失礼しました。
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)