チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2009年4月10日
チベットの文革写真20枚・北京ウーセル女史のブログより
昨日の北京のウーセル女史のブログには沢山のチベットの文革時代の貴重な写真が20枚掲載されています。
お父さんの写真だと思います。
必ず、以下のブログに行って見てください。
http://woeser.middle-way.net/2009/04/20.html
中国語が読めなくて残念!翻訳ソフトもない。
誰か訳して内容を教えてください。
写真の一部のみ転載します。
以下はロンドンの若松さんから送られてきたものです。
同じ新聞と言っても、イギリスと日本ではこうも伝え方が違うものでしょうかね!
ラサ騒乱で4人のチベット人に放火の罪で死刑判決
http://www.guardian.co.uk/world/2009/apr/09/four-tibetans-sentenced-t..
イギリス ガーディアン紙 北京特派員 Jonathan Watts
中国営放送によると昨年のラサの動乱の際に甚大な被害をもたらした放火犯4人に死刑を言い渡した。
この死刑判決はラサ市中級人民法院が宣告したもので、2002年以降この地域では初めて。
亡命チベット団体はこの判決を政治的な意図のもとに、作為された不当な判決であるとして、抗議。
新華社によれば、ロプサン・ギャルツェンはラサの二つの衣料店を3月14日に放火し商店主を殺害したとして死刑。
ロヤックはディジェン地区の自転車屋に放火し、店主とその妻、息子、二人の従業員を殺害した罪により死刑。
その他、大変危険な放火を自白したという、二人のチベット人テンジン・プンツォックとカンチュックには二年の執行猶予付き死刑。
もう一人の被告は、審議中だという。
新華社には、法廷のスポークスマンによる発表として以下のようなコメントが載せられている。
”これら3件の放火が3月14日暴動の犯罪の中で、もっとも最悪な結果を招くことになった”とし、”これらのの犯罪が多くの人命と不動産を失う結果を招 き、公共の風紀や安全と安定を乱した”
フリーチベットはこれらの判決を、被告は当然の権利である司法上の防衛手段が全く与えられなかったとして、真っ向から攻撃
”本日発表の死刑宣告の報告は、チベット人が最低限の司法上の権利すらも与えられず判決に至る、昨年より引き続き報告されている裁判のプロセスで、中国の政治的な意図は明らか”とフリーチベット広報官マット ウィタケース。
”各国政府は自国の北京総領事を通して、中国人民法院への即時介入と、同時に国際メディアの即時入国(チベット)を要求するべきである。”
なお、中国国営放送は裁判は一般に公開され、被告側は弁護士がついていたとしているが、外国人記者のチベット立ち入りが非常に規正されているため,確かめる手段は皆無である。
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)