チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2009年4月5日
ありがとう日本・イベント
一昨日4月3日には、東京の代表事務所主催のイベント「ありがとう、日本」が行われたと、RFA(ラジオ自由アジア)でも昨日、今日のラジオ、ネットニュースで知らせています。
http://www.rfa.org/tibetan/sargyur/thank-you-japan-event-in-tokyo-04042009221412.html
チベット議員連盟の枝野幸男(チベット語では<うきお>になってた)議員の話が中心でした。
如何にも、日本の議員も沢山応援してくれてるんだな、、、と思えるような記事でもありました。
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チベット:動乱から半世紀 チベット人ら、新宿で感謝の集い /東京
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090405ddlk13040149000c.html
◇日本国民の温情に「ありがとう」
ダライ・ラマ14世が亡命するきっかけとなったチベット動乱(1959年3月10日)から50年を記念したイベント「ありがとう、日本」が3日夜、新宿区の新宿厚生年金会館で開かれた。
インド、米国など世界の亡命チベット人による記念行事の一環で、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所が主催。日本在住のチベット人や日本人約200人が参加した。同事務所のラクパ・ツォコ代表が、60年代に日本の篤志家の招きで二十数人のチベット難民が来日したことなどを紹介。「故郷を逃れたチベット人も3世代目に入った。常に温かい手を差し出してくれる日本人に心から感謝する」と述べた。
参加した来日4年目のチベット人男性、ケルサンドゥンドゥプさん(31)=千葉市=は「難民学校で学んでいた子供時代、将来日本に住むことになるとは思わなかった。今日はチベット人にとっては悲しい記念日だが、人生の縁に感謝します」と話した。
中国当局は今年、3月28日を「チベット農奴100万人解放記念日」と制定し、祝賀行事を自治区で開催した。亡命チベット人による記念行事はこれに対抗するもの。
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)