チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2009年3月6日
昨日の吉祥寺では、、、。
昨日の夜、
BBC「チベットの歴史1・日本語文字版」の試写会と、
私の「ナンパ・ラ報告会」のために、
わざわざ吉祥寺までお出でくださった方々、
ありがとうございました。
懐かしい人、新しい人、珍しい人(チョー・オユー8201mに登頂された柏女史とか)に会うこともできました。
東京代表のツォコ氏、貞兼女史(先生)、タシくんからもいい話を聞くことができ、
有意義で楽しいゆうべであったと思います。
ちょっと気になったのは、スクリーン上の写真の解像度の悪さでして、空の青さと氷河の微妙な色は想像していただくしかなかったことでしょうか。
話も詳しいことまでは時間がなくて話せませんでした。
ブログのほんの要約程度でした。
まだ、読んでいらっしゃらない人は
ネドゥン氏と奥さんの話だけは読んでみてください。
ブログ2月3日分:
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2009-02.html#20090203
ナンパ・ラ氷河は、その中に有史以来のここを越えようとして果たせなかった、数へ切れぬほどのヤクや羊、チベット人等の死体を氷り浸したまま、ゆっくりと下るのです。
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)