チベットNOW@ルンタ

ダラムサラ通信 by 中原一博

2009年1月11日

ルンタの里親、リチャード・ギア、井本住職

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今日お昼ごろ、日本よりサンタクロースとお正月・お姉さんが一度に来たような、、、<うらルンタ>のH女史が到着されました。

超過7キロの荷物のほとんどは現地の日本人とチベット人へのプレゼント。
<どら焼き>付き!

本当に御苦労さまです。
せっかくの一年に一度の一週間の休暇を毎年、みんなのためにダラムサラまで来ることに費やされています。
特にルンタを通じて、今もスポンサーしてる20人余りの子供の里親の面倒を直子さんと一緒に見てもらっています。

このルンタの里親募集は6年前に始まりました。
特に9-10-3の会(元政治犯・拷問被害者の会)のメンバー関係の子供の学費を日本の有志の方々から援助を頂き支援してきました。

元政治犯であろうと、経済的に苦しいと言えど、親或いは近い親戚が亡命して来ている場合には、その子ども学費は基本的にその親が負担するのかここのルールです。
しかし、もちろん新しく亡命してきたばかりの人々や、こちらで子供が生まれた人達のなかにはTCVへの学費も払えない人は多いいのです。
この辺は新しく亡命してくる子供には間違いなくスポンサーがいようがいまいが、学費が免除され、寮生活が約束されているのとは事情が異なり、より厳しいこともあるのです。

そんな子供(親)の里親を募集して50人ほどの子供をスポンサーしてきました。
今は親が自立できるようになったケースとか、新規募集をかけないので、里親さんを降りられる人もいたりで20人ほどになっています。

今も、里親を引き受けてくださってる方々にはこの場をお借りして、チベットの子供たちに代わって感謝の意を表したいと思います。
ありがとうございます。

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次に、(特に女性のために)ルンタレストランにも来られたことのある、リチャード・ギア氏のお話。
最近はインドビザが、ある問題以降降りないようで、、、ダラムサラには来られませんね。
嘗ては毎年のようにロサのティーチングに来られていたものです。

その<リチャード・ギア氏がある名誉ある賞を獲得されました>
この記事は数日前のphayulに出てたのですが、パスしてました。
http://phayul.com/news/article.aspx?id=23579&article=Richard+Gere+to+be+Honored+for+Humanitarian+Acts
今日は日本語になってるのが出たので迷わずお知らせします。

http://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d00000hl7pp.html

 放送映画批評家協会が選ぶ「Critics’ Choice Awards」が8日(木)、サンタモニカ・シビック・オーディトリアムで発表され、『スラムドッグ$ミリオネア』が作品、監督、脚本、作曲、若手俳優の5部門を制した。



また、「セレブリティの本当の価値を認識し、人々に影響を及ぼし続けるフィルムメイカー」におくられるジョエル・シーゲル・アワードは、中国やチベットで人権活動を続けているリチャード・ギアが受賞。昨年、『最後の初恋』で共演し、長年の“スクリーン・カップル”としても知られるダイアン・レインの紹介とともにステージにあがったギアは、「会場やテレビの前にいるすべての人々が、チベットや中国の現状に目を向けることを約束してくださるのなら、この賞をありがたく受け取ります」と熱いメッセージをおくった。

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11月末の「チベット支援国際会議」で始めてお会いした井本住職さん。
本当に心清い、いい方だと感じました。
その井本住職の記事が出ていました。
井本住職の活動を応援したいと思います。

http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090110/tky0901102221013-n1.htm

チベット問題「解決へ政府、国際社会へ働きかけを」

2009.1.10 22:21

 亡命チベット政府を支援する各国NGOが参加して昨年11月末にインド・ニューデリーで開かれた「国際チベットサポート会議」に出席した、報恩寺(福岡県)の井本勝幸副住職が10日、中央区築地の築地本願寺第2伝道会館で講演し、「チベット問題は、人権、環境にかかわる人類普遍の問題。(解決に向け)日本政府、国際社会に働きかけていくべきだ」と訴えた。

 講演会は、長野・善光寺の聖火リレー出発地辞退を機に発足し、井本副住職が幹事を務める「宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会」が主催した。

 井本副住職は「中国に(チベット問題の)責任を取るよう求めていく」ため、台湾や韓国の支援者らを招く東アジア版サポート会議の日本開催を提唱。海外での人道支援活動の経験を踏まえ、アジアの貧困問題解決に向けて「無利子銀行」の構想も提案した。

筆者プロフィール

中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro

1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)

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