チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2008年8月12日
ハンスト、撃たれるチベット人、法王フランスへ、
写真はデリーのチベット人<死のハンスト>5日目、8月10日。
今日12日で7日目です。
http://phayul.com/news/article.aspx?id=22434&t=3&c=1
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今日からまた広島に帰っています。
日本に帰られたY女史が以下訳して下さいました。
連帯委員会リリース 2008年8月11日
<チベット人2名がアバで軍人に撃たれる>
http://phayul.com/news/article.aspx?id=22429&article=Dalai+Lama+arrives+in+France
最初は会うといってたサルコジ大統領は時期が良くないとかいって今回は会わないが、年内には必ず会うと言ったとか。
代わりと言ってはなんだが、ファーストレディーのカルラ・ブルニ・サルコジ女史は
22日に南フランスで法王に会うという。
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ナントで16日から20日まで、
ナーガルジュナ(龍樹)の<中論第18章、24章、26章>、
同じくナーガルジュナの<宝冠の教え>及び
ダライラマ5世の(内的現定の精髄の教え、the Quintessential Collection of the Inner Siddhis ・Thuk-Drup Yang-Nying Kun-Tue>
を講義される。
http://www.dalailama.com/page.60.htm
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11日発売の「プレジデント」の136,137ページに「チベットの惨劇」のタイトルで3月14日の証言者ソナムの話しが載ってます。
ダラムサラに来るメディアを必ずこの人のところに連れて行く。
今も一人で難民一時収容所の広いドミトリーに暮らしています。
このときもNHKの時には聞かなかった新しい衝突話を聞かせてくれました。
キルティ僧院事件の犠牲者の死体を必ず載せる、というので渡したのに載せてないのは残念なことですが。
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)