チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2008年7月3日
続貴州省事件、 ベネチア市も法王を名誉市民に
チベットではないが、あまりに笑ってしまったので、
大紀元より、
<貴州抗議事件:少女強姦説を否定する当局、「レイプではなく、腕立て伏せだ」>
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/07/html/d79739.html
【大紀元日本7月3日】中国貴州省瓮(ウオン)安県で6月28日に起きた数万人規模の群集抗議事件で、同省公安庁は1日、貴陽市で記者会見を開き、事件の「真相」を公表した。遺族らが主張した強姦殺人説を否定、少女の死亡は自殺だったと説明した。 会見中、「目撃者」の証言を引用し、少女が川に「飛び降りる」直前、橋に一緒にいた男性がレイプではなく、「腕立て伏せをしていただけ。腕立て伏せをしていたところ、少女が川に飛び降りた」と強調した。当局の異例の説明に、ネット上の掲示板で罵倒の書き込みが殺到、「今後、腕立て伏せを見ると恐怖を感じる」「2008年ネット最流行語は、腕立て伏せになるだろう」などとネットユーザーらが皮肉った。
演じられた記者会見?
また、記者会見では、質問した記者の発音は貴州地方のアクセントが強く、言語表現力に乏しく、記者の質問に発言者が文章を見ながら読み上げていた。現場にいる記者らしき人たちが開いたパソコンのスクリーンは原稿を書く状態ではなく、デスクトップのままであったなど、多くの異例の光景が見られ、ネットユーザーらに、「演じられたショー」だと批判された。
ある「元大手新聞社記者」と自称する人が投稿した分析によると、「現場にいる人たちの80%以上が偽者。最初の発表者は原稿を読み上げる際、途中、長時間止まったことがあった。おそらく原稿の中に、内容の漏れがあったのだろう。また、新華社記者と自称する人が質問したが、非常に地方なまりの強いアクセントだった。新華社に出た同記者会見についての報道を見ると、「貴州省公安庁からの情報によると」と報じ、オリジナルの取材ではない。偽者に間違いない」という。
子宮など取られた遺体
記者会見での貴州省公安庁のスポークスマンの発表によると、6月22日午前3時、現地の警察が少女の死体を川から引き上げたという。少女の遺体を検証したところ、いかなる性的な侵害を受けた様子もないという。
少し前、死亡した少女の親族・謝新発さんが大紀元の取材に応じたところによると、死体は少女の親族によって川から引き上げられ、公安局が死体を奪おうとし、強制的に火葬しようとしたが、親族に止められた。そのため、親族は公安に酷く殴られたという。さらに、公安局は親族に、死体を川から引き上げたのは公安局であると証言するよう強要し、それを断った少女の叔父もひどく殴られた。
現地に入り、少女の親族を取材した人権活動家・周曙光氏の証言によると、数日前に、当局は死亡原因を調べると言う口実で、遺体を解剖し、少女の子宮、産道、目などの器官を強制的に収奪したという。
また、記者会見で一部のメディアが報道した、「少女の叔父が公安に殴られ、死亡した」問題について、叔父は公安に殴られたのではなく、ヤクザに殴られたと説明し、現在、政府当局が調査中だとしたが、叔父が死亡したかどうかについての説明はなかった。
現地の住民によると、現在、当局はすべての住民の家を回っており、少女の家族が騒乱を起こした行為を批判する署名を住民らに強要している。
当局の発表によると、現在、一部の「刑事犯罪者」がすでに逮捕され、現地は秩序を戻したという。
同事件について、当局に対する民衆の批判がインターネット上に溢れている。中国共産党創立記念日の7月1日に、「赤匪を追出し、中共を血で洗う」などの激しい中国共産党を非難する書き込みが多く見られ、インターネットスパイが懸命に削除しようとしているが、1億人もいるネットユーザーには勝てない。さらに、事件が発生した日は、またも今年の災難の数字8に絡むなどの噂が再び広まり、北京五輪の無事開催を必死に守ろうとする共産党中国当局にとっては不気味な警鐘が鳴り始めた。
(報道・肖シンリ)
(08/07/03 02:46)
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これもコピペですが、嬉しい話なので、
<ベネチア市がダライ・ラマに名誉市民授与へ>
2008.7.3 11:25
記者会見で報道陣の質問に答えるチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世=4月10日、千葉県成田市 イタリアのベネチア市議会は、「チベット問題のシンボル」として、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世に名誉市民の称号を授与することを全会一致で決めた。イタリア紙コリエレ・デラ・セラが伝えた。
授与の日程は未定だが、提案した議員らはチベット問題をアピールするため、北京五輪中に授与式を行うことを計画、中国の反発を招く可能性もある。パリ市議会も4月、ダライ・ラマにパリ名誉市民の称号を贈ることを決めている。
同市は2010年の上海万博に参加予定で、対中関係に配慮する向きもあるが、最終的にカッチャリ市長の説得で全会一致となった。
ベネチア市は世界の人権活動家らに名誉市民称号を授与しており、旧ソ連の反体制物理学者サハロフ氏や南アフリカのマンデラ前大統領に与えられている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080703/erp0807031139002-n1.htm
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しかし会談は今回も、、、ううう、、、
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)