チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2008年5月23日
活動家、歌手ジャミヤン ヤンキ仮釈放される。
4月1日彼女が仕事場である青海TVのオフィスがら私服警官によって突然連れ去られた、というニュースは以下、先のブログでお知らせした
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2008-04.html?p=3#20080415
彼女はチベット人メディア界では有名であり、ブログを通じてチベットの若者に影響力が強かったという。
彼女のブログは
www.tibetabc.cn/user1/jamyangkyi/index.html
彼女は先の3月ラサ動乱に関連して逮捕されたといわれている。
20日付のRFA(ラジオ自由アジア)が伝えるところによれば、
そのジャミヤン ヤンキが保釈金5000元を親戚に払ってもらうことで仮釈放されたという。
もっともこの先に裁判が待っているとのこと。
家族は危険なので外部から電話してこないようにと近しい人に伝えているという。
詳しくは以下の英文へ
http://www.rfa.org/english/news/tibet_bail-05202008174657.html
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)