チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2008年5月18日
ゴロ トンコル地方で虐殺が?
ゴロ、トンコルの状況については5月1日その他でもお知らせしてきた。
大規模なデモの後、逮捕を恐れて500人近い人が山にこもっていること、戦いを宣言したこと、一人が銃殺されたこと等が伝えられていた。
先ほどRFAを聞いてると耳に入ったのは、
「これまでに16人が殺されたと伝えられていたが、
ゴロのトンコルに最近入った人の情報として、33人が殺され、多くの者たちが重症」とのこと、耳を一瞬疑った。
今後詳細が解り次第お知らせいたします。
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)