チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2008年5月15日
日々様々
余りに一度に色んな事が起すぎる上に、昨日今日と沢山の中々重要な人たちに話を聞き続け、まるで机に座る時間もなくもう寝る時間、どうしよう、、、
本来ならダライラマ法王もドイツ、イギリスに立たれ、首相のサムドゥ リンポチェもヨーロッパ、その上ギャワ カルマパまで2000年に亡命後初の海(インド)外
渡行でアメリカへと相次いで旅立たれ、ダラムサラは静かなはず。
確かに静かなのです、ですが熱い人たちに会いすぎて、少しもチベットは静かに何かなってないといまさらながら感じたからなのが一つ。
もう一つは日本の子供の絵の展示会で販売するチベットグッズを夕方に日本に発つO氏に託すために直前になって買い物をしてるときちょっと店先に止めたバイクをポリスがどっと来て持って行ってしまった!
駐車禁止のつもり!結局警官5人分で500ルピーもバクシッシ取られた!
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昨日はまず、こも前の中国との対談に臨んだダライラマ特使のギャリ リンポチェにインタビュー出来るかなと思いつつ、最近政府のスポークスマンらしい情報省の次官サンペル氏のところに行くと彼はもうアメリカに帰ったとのこと、それもかなり前に、、、
それは残念!
次いでだから彼に、まずは地震のこときくと何も情報は入ってないとのこと。
「法王に中国からオリンピックに招待するという話があったと聞いたが、本当か?」
「はっきりしない、我々もつい2日前に知ったのだ。どうも変ではあるな、、、
どちらにせよ、本気の話とは思えないよ」
とのことでした。
ついでに上のTCHRDに上がると例によって屋上でお茶の時間。ボスに自身のことを聞いてがまるでまだ情報は入ってないとのこと、多いな被害があったことは確かだが、、、判らないままだ」
裏手のRFAに言ったつもりが間違ってVoice of Tibetの事務所に行きついた。
中に入ると、ちょっと驚いたが、ボスがなんと、、、
すみません今日はこれまで、
それから又独立派の最右翼のラッサン ツェリン氏にまた会い長い話しを聞きました。
今日はダラムサラのアバ情報最新版発信所となっている、キルティー僧院に行き
長い話を聞きました
夕方今回のビルマのハリケーン、と四川アバ地震と、インドのジャイプールテロでの
犠牲者を供養するための集会と祈りが行われているとき
9-10-3の会長がいたので、例のうらルンタが報告してくれてたチベットへの帰還マーチについてオーガナイザーの一人である彼に今の状況とかいろいろと話を聞いた。
明日時間があるときにもっと詳しくレポートします。
中でのデモも続いています。
少なくともカルゼでは地震よりデモのようです。
60人の尼僧がデモを行い内52人が激しく暴行を受けた上に逮捕された。
等のニュースを詳しく英語で知りたい方は以下へ、
明日時間があれば訳します。
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)