チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2008年5月7日
続唯一チベット脱出者ソナムの話等予告
昨日の東京その他でのデモは相当だったようですね。
RFAでもちゃんと。日本では異例の大変な大人数によるデモであったと、喜ばしく報道されていました。
近所の中良いチベット人のおじさんも道で会ったとき「昨日の日本のデモはすごかったらしいね!
日本の首相もチベットのことちゃんと言ってくれたらしいじゃないか、日本は良い、日本人は良い」と本気にうれしそうに言ってくれました。
話の前半は良いのですが、後半についてはすぐに反論したくなったところをグッと押さえて(善良なチベット人の期待と喜びを少しでも壊す意味はないので)「そうだそうだ4000人も集まったんだ!すごい、すごい」と言って歓び合いました。
今日は朝から再び、今までのところ唯一のチベット脱出者であるソナムに会いに行き話を聞きました。実は昨日の夕方にもソナムといっしょにコルラ(ダライラマ法王の住居とツクラカンを右回りに一周する小巡礼、一周1時間強掛かる)に行ってつれづれに色んな話もした。
ネルレンカンのあとには過激派?の元締め的存在のラッサン ツェリン氏に久しぶりに会って話を聞きました。彼は私のダラムサラで一番古い友人(嘗て親友)でもあります。
明日の朝10時から中国に行って来た二人の特使の会見があります。
午後1時からは法王のブヒヤサマージャ潅頂が始まります。
10日までの予定です。
いろいろ書きたい、書きますが、、
今から少し外出します。
又後ほど、
中途半端で済みません。
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)