チベットNOW@ルンタ

ダラムサラ通信 by 中原一博

2011年1月23日

チベ系イベント/ITNノルジン・ワンモ解放キャンペーン

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これからのお勧めチベット関係イベントとITNからのキャンペーンのお知らせ。
これから東京・横浜では週末ごとにチベット系イベントがある。

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まず、SFTJapanより。

Students for a Free Tibet(SFT)が昨年から欧米各地で開催しているチベット文化再発見プログラム「Tibetan Renaissance Series」(チベタン・ルネサンス・シリーズ)を日本にも紹介することになりました。
SFT本部・米NYからチベット人代表や前代表らを迎えて豪華な布陣での開催です。多くの方のお越しをお待ちしています。

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■「チベタン・カルチャー・ルネサンス」
http://lung-ta.cocolog-nifty.com/lungta/2011/01/20110122.html
近々ここにも載るはず↓
http://www.sftjapan.org/nihongo:news

チベットの文化と芸術に焦点をあて、文学や詩、うたや音楽などの芸術を通じて、チベットのこころを伝える試みです。

【概要】
日時:2011年2月5日(土)18:30~21:00
場所:JICA地球ひろば(東京都渋谷区広尾4-2-24)地下鉄日比谷線「広尾」歩2分
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
主催:SFTJapan

【ゲスト】
SFT代表テンジン・ドルジェさん
SFT前代表ラドン・テトンさん
SFT副代表ケイト・ウォズナーさん
ITNアジア調整員ツェリン・チュドゥプさん(予定)

【参加費・問い合わせ】
一般\1000/学生\500/
SFTJapanメンバー無料/チベット人無料/メンバー同行者及び支援関係者\500
申し込み:不要(会場定員60人)
問い合わせ: sftjapan2008@gmail.com

【参考(ビデオ)】
http://www.youtube.com/watch?v=O9eIH-RSThY
第2回の「チベタン・ルネサンス」の様子
司会はテンジン・ドルジェ(テンドル)さん
http://www.youtube.com/watch?v=XAYFjL21ywg
(テンジン・ドルジェ=テンドル=さん)
http://www.youtube.com/watch?v=ioqyatzUIzQ
(ケイト・ウォズナーさん)

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「申し込み不要」と書きましたが、参加費の設定をみていただく通り、関係者に誘われる形をとると割引になります。
当日までに知り合いになればいいわけですので、周囲に関係の方がいれば声をかけていただくもよし、周囲に知り合いはいないけど関係者料金になりたいという方は、お気軽に問い合わせ先メールsftjapan2008@gmail.com ま で「知り合いになりたい」とメール下さい。
当日、SFTJapanメンバー(年会費1000円)になっていただいてももちろん無料になりますので、加入を考えている方はこの機会にぜひどうぞ。
お待ちしています。

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豪華メンバーだが、日本じゃ通訳が要るだろう。通訳どなたがやって下さるのか知らないが、ご苦労様だ。

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次もSFT関連。

<いつかチベットに行きたい人の「チベット問題」入門>

SFT Japanは2011年2月にJICA横浜国際センターで開催される、よこはま国際フォーラム2011に参加します。

よこはま国際フォーラム SFT Japanセミナー
「いつかチベットに行きたい人の『チベット問題』入門」

日時
2月12日(土)15:00~15:50
会場
JICA横浜国際センター(横浜市中区新港2-3-1)4階 セミナールーム かもめ
参加費・資料代
無料 よこはま国際フォーラム共通の資料代が300円かかります
定員
60名(申し込み不要・先着順)
協力
チベット交流会

2006年に鉄道が開通し、観光ブームに沸くチベット。海抜5072メートルの世界最高地点を越えると、ヤクが草を食む大草原、神々しいヒマラヤの山々‥‥。日本からも毎年多くのツアーがチベットの首都、ラサを訪れています。しかし2008年3月にチベット全土に広がった騒乱の際、この鉄道が武装部隊をチベットに運び、また逮捕された「反乱分子」をチベットから連れ出したことはあまり知られていません。観光開発が進むチベットの本当の姿を、チベットに通い続けたライターの長田幸康さんにガイドしていただきます。

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最後はいつもの濃い学習会。長田さん毎週ご苦労様!立川長老がおいでになると!それに野田くんと貞兼女史が絡むと一体どうなるか!?行って見たいものだ。いつもながら、お知らせするだけで私は参加できないのが残念。

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【イベント】2/19(土)第11回「チベットの歴史と文化学習会」(立川武蔵/野田雅也/貞兼綾子/長田幸康他)

2008年チベット蜂起をきっかけに始まった「チベットの歴史と文化学習会」。
第11回目は「周縁からのチベット」シリーズ2回目。インドに源を発する「密教」、そして、アジア全域を巻き込むヒマラヤの「水」戦争についてのレポートです。

第11回「チベットの歴史と文化学習会」
~周縁からのチベット(2)~
■日時:2011年2月19日(土)13:00~16:10(開場12:40)
■場所:文京区民センター 3-A会議室
    交通 営団丸ノ内線・南北線 後楽園駅徒歩3分
    都営三田線・大江戸線春日駅徒歩1分
    JR総武線水道橋駅 徒歩13分
    http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754
■参加費:¥1000

■参加のお申込み
 当日参加も可能ですが、事前にお申込みいただいた方を優先させていただきます。
申込みページ(↓)からお申込み下さい。
 参加お申込みページはこちら(http://www.tibet.to/gaku11/
※定員になり次第締め切らせていただきます。

■プログラム(予定)

●周縁からのチベット・序言
貞兼綾子 (さだかね・あやこ/チベットの歴史と文化学習会)

●特別講義「密教とマンダラ」
講師:立川武蔵(たちかわ・むさし) [愛知学院大学文学部国際文化学科教授/インド学・仏教学]
http://www.flet.agu.ac.jp/international/teacher06.html
4、5世紀ころからインド仏教は、バラモンたちの儀礼や世界観を受けいれながら自らを変えていった。マンダラもその一環である。講義ではインド仏教の歴史とその中でのマンダラの位置を考えます。

●現地レポート「チベットをめぐるアジア『水』の危機」
報告:野田雅也 (のだ・まさや)[フォトジャーナリスト]
http://www.eye-witness.jp/profile_noda.html
アジアの大河の源流は、“世界の屋根”とよばれるチベット・ヒマラヤ圏に集中している。今、その上流域に次々と巨大ダムが建設されている。自然の恵みである「水」は、分かちあう共有財産なのか、それとも利用する資源なのか。そこにはらむアジア全域を巻き込む新たな争い、「水」戦争。ヒマラヤ最前線から報告します。

●チベット最新情報と質疑応答
長田幸康(おさだ・ゆきやす)[ライター、I love Tibet!HP 主宰]

*発言者・プログラムは都合により変更となる場合もあります。

●主催:チベットの歴史と文化学習会
●お問い合わせ:e-mail: trb.gakusyuukai@gmail.com

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以下ISNからのお知らせ。
翻訳若松えり様。

ノルジン・ワンモ
<ノルジン・ワンモ解放の署名アクション>

Free Tibetan Heores:チベット人政治囚の釈放を求めるキャンペーンサイトで、新しく、ノルジン・ワンモ解放アクションが作動しました。

ノルジン・ワンモは 35歳、四川省ンガバ州キュンチュ県ダチェン郷の出身、キュンチュ県の司法当局職員で、文筆家でもあります。彼女の罪状については明らかにされていませんが、電話とインターネットを使ってチベットの状況を海外に伝えたため、2008年11月3日に5年の刑を宣告されました。

私達が日常、普通に行っていることをした結果、不当にも、このような刑を受けているNorzin Wangmoを助けるために、以下のアクションにご協力ください。

キャンペーン映像:Youtube / Free Norzin Wangmo
http://www.youtube.com/watch?v=4T_B8kFH5zw&feature=player_embedded

ビデオにあるリンク:www.FreeNorzin.org
http://org2.democracyinaction.org/o/5380/p/dia/action/public/?action_KEY=5061
から、四川省党書記と中国司法部長そして、言論表現自由の権利の促進保護に関する国連特別報告官(UN)へ宛てた、緊急署名にいくことができます。
署名に、ご協力ください。

どうぞ、このリンクをメールやSNSなどで、多くの方に広めてください。
ノルジン・ワンモを解放してください。

中国共産党四川省:劉奇葆党書記
中国共産党司法部:吳愛英 司法部長
国連 言論表現自由の権利の促進・保護に関する特別報告官:フランク・ラ・ルエ(Frank La Rue)

四川省ンガバ州キュンチュ県出身、キュンチュの司法当局職員で、文筆家でもあるチベット人のノルジン・ワンモ  [中国語: 诺增旺姆(音), ピンイン表記: Nuozeng Wangmu] 35歳について、深く心配しています。
彼女は、言論の自由の権利を行使したために、2008年11月3日に5年の刑を宣告され、拘束中に拷問にあっています。
拘束されてから既に3年近くになるにもかかわらず、彼女の罪状についてや、留置所の住所については明らかにされていません。
ノルジン・ワンモは表現の自由に置ける権利を行使したために犯罪に問われました。
それは、すなわち、世界に置ける中国の地位を損ない、また中国が、憲法で定められている、個人に与えられた言論の自由を保証する権利を尊重していないことの証明です。
ノルジン・ワンモを直ちに無条件で解放してください。
さらに、ノルジン・ワンモの居場所と健康に懸念が挙げられていることに応じて、中国党局はノルジン・ワンモが留置されている刑務所を公表し、中国の法律で、全ての受刑者に保証されている権利にならって、彼女の家族に面会を許可してください。
なお、この手紙のコピーを、国連 言論表現自由の権利の促進・保護に関する特別報告官;フランク・ラ・ルエ(Frank La Rue)氏にも送っています。

以上に賛同する方はFree Tibetan Heroes で署名をお願いします。
http://org2.democracyinaction.org/o/5380/p/dia/action/public/?action_KEY=5061

参照:http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51427136.html

       

筆者プロフィール

中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro

1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)

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