チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2011年1月1日
ダラムサラより謹賀新年!བཀྲ་ཤིས་བདེ་ལེགས།།
ཕྱི་ལོ་གསར་ཚེས་ལ་བཀྲ་ཤིས་བདེ་ལེགས་གྲངས་མེད་ཞུ།།
謹賀新年!
A Happy New Year !
今年一年、皆様とチベットにたくさんいいことが起こりますように!
今年もチベットのこと忘れないで、よろしくお願いします。
昨夜、この冬初めての雪が降り、ダラムサラのマクロード・ガンジにもちょっとだけ雪が積もった。
上の写真は、うちのベランダから見た、今日の朝の景色。
ルンタレストランのみんな。
右からニマ・ドルマ、クンサン・ソナム(獄に4年半)、イシェ・ツォドゥン、ロプサン・チュゲ(獄に2年)、マネージャーのソナム、ボランティアのあやちゃん、ボスの直子さん、1人飛ばして、ニマ。
もう1人ペンバ・ツェリン(獄に3年)がいるが写真に映ってない。
今日が仕事納めで大掃除の日。レストランは1月、2月はお休み。
また、今年もよろしくお願いします。
ブログやツイッターもよろしく!
Free Tibet!!!
追記:クンサン・ソナムは2008年3月14日のラサ蜂起に参加した後、一番最初にインドに亡命した。
。彼の証言は当ブログに何度か紹介したし、NHKにも出てもらった。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2008-05.html?p=5#20080504
彼はまた、2001年の国慶節に掲げられていた中国の国旗を下ろし、チベット国旗を掲揚した。
逮捕され、激しい拷問を受けた。1年8ヶ月もの間、地獄の無窓独房に入れられていた。
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)