チベットNOW@ルンタ
ダラムサラ通信 by 中原一博
2010年1月29日
3月6日/第8回「チベットの歴史と文化学習会」
申し込み受付は1ヵ月前の2/6から。
■日時:2010年3月6日(土)13:00〜16:30(開場12:30)
■場所:文京区民センター 3-A会議室
交通 営団丸ノ内線・南北線 後楽園駅徒歩3分
都営三田線・大江戸線春日駅徒歩1分
JR総武線水道橋駅 徒歩13分
http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1754
■参加費:¥600
■参加のお申込み
当日参加も可能ですが、事前にお申込みいただいた方を優先させていただきます。
申込みページ(↓)からお申込み下さい。
参加お申込みページはこちら(http://www.tibet.to/gaku8/)
※2月6日お申し込みスタート。
※定員になり次第締め切らせていただきます。
■プログラム(予定)
(1)特別講義「シルクロードのチベット文書」
講師:武内紹人(神戸市外国語大学教授)
20世紀初頭、敦煌やミーラーン(ロプノール地域)、コータンなどシルクロード沿いの諸遺跡から出土した古チベット語文献。難解な古チベット文書の解読を通して、9~10世紀のシルクロードにおいてチベット語が多民族をつなぐ国際共通語だったことがわかってきました。チベット文化の新しい側面を紹介します。
(2)映像 イギリス制作ドキュメンタリー映画
「チベット〜失われた世界」から
20世紀前半、中華人民共和国ができる以前のチベット。人々の笑顔やラサの街並、寺院の僧侶たち、古式豊かな儀礼や自然など貴重な映像の記録。
(3)パネルディスカッション
「ラサの民衆蜂起から半世紀を過ぎて〜在日チベット人と語り合う」
チベットという国家が中華人民共和国に組み入れられて50年が経過しました。亡命/併合半世紀にわたるチベットの状況をどのように捉え、未来をどのように描くのか? 在日チベット人たちと語り尽くす半世紀の総括と未来への展望。ディスカッションは適宜、会場のチベット人参加者とつなぎます。
発言者:ドルマ・ツェリン(介護福祉士)、西蔵ツェワン(医師)、テンジン・タシ(会社員)、渡辺一枝(作家)
司会:長田幸康(I love Tibet!HP 主宰)
*発言者は都合により変更となる場合もあります。
●主催:チベットの歴史と文化学習会
●お問い合わせ:e-mail: trb.gakusyuukai@gmail.com
筆者プロフィール
中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)