チベットNOW@ルンタ

ダラムサラ通信 by 中原一博

2009年5月30日

野田雅也氏の写真展等

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2d0396f1.jpg写真はもちろん野田雅也氏。

ダラムサラは今年は例年より二週間早くすでに雨季に入った見たいです。
毎日午後になると嵐。
毎日長い停電。

ポーランドの首都ワルシャワはダライ・ラマ法王に名誉市民賞を与えることを決定したそうです。
http://phayul.com/news/article.aspx?id=24828&article=Polish+capital+to+honor+Dalai+Lama

先に欧米五カ国、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、オランダそれにアメリカで各国1000人以上を対象にした世界のリーダー人気投票の結果、オバマ氏が一位、二位にダライ・ラマ法王、三位にドイツのメルケル首相と出たそうです。
http://www.tibet.net/en/index.php?id=948&articletype=flash&rmenuid=morenews

以下、内輪な友人たちの行うイベント等を紹介します。

「祈りは武器より美しい」
~チベット潜入 2人の写真展~

日時 6月2日(火)~21日(日)

場所 パクチーハウス東京(世界初のパクチー料理専門レストラン)

http://paxihouse.com/

世田谷区経堂1-25-18 2F

TEL:03-6310-0355

営業時間: 月曜定休

(火-金)18:00-23:00(LOは22:00)

(土)13:30-17:00, 18:00-23:00(LOは22:00)

(日) 13:30-17:00, 18:00-22:30(LOは21:30)

6月14日(土) トーク&パーティー

16:00~ トーク 野田雅也×西条五郎

 中国軍による厳重な警備をくぐり抜け、閉ざされたチベットに潜入したジャーナリスト・西条五郎とフォトジャーナリスト・野田雅也。中国人に変装したり、身を隠して軍の検問所を迂回したり、それでも私服警官による尾行や密告により、強制退去させられることもある。

 それでもなぜチベットを撮るのか?カメラが捉えたのは、武器を向けられても一心に祈り続ける人びとの深遠な眼差しだった。

18:00~ パーティー 

料理 3000円(ドリンク代別)

(※チベット人は料理代無料)

【野田雅也プロフィール】

1974年福岡県生まれ、フォトジャーナリスト。世界放浪中にチベットに出会い、人びとの祈りの姿に魅了される。以来、長期にわたってチベットを訪れ、08年3月に始まった騒乱後も、2度の潜入取材を行なう。09年2月にはチベット難民の亡命ルートであるヒマラヤ山脈のナンパ・ラ(峠)を踏破し、迫害を逃れる難民たちの実態に迫った。現在、失われたチベットの50年を描く映像プロジェクトを進行中。08年、上野彦馬賞の部門・毎日新聞社賞を受賞。日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員。

【西条五郎プロフィール】

1974年東京生まれ、ジャーナリスト。2008年4月、中国人に“占拠”された長野市での北京オリンピック聖火リレー取材を契機にチベット問題に興味を持つ。北京五輪期間中には北京のほか、チベット難民が住むインドのダラムサラやチベットの首都ラサを取材。ラサ民衆蜂起とダライ・ラマ14世の亡命から50周年にあたる今年3月、事実上の戒厳令下にあった東チベットのリタンに潜入。

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題はきっと野田殿が考えたのだと思わせる、ちょっとクサイですね。
二人ともダラムサラに去年の春から何度も来たし、チベットにも潜入した。
いつまでも続いてほしいその情熱です。
それにしても、二人ともパーティーではしゃぎ過ぎないように、、、

ついでではないのですが。

6月3日発売号の「クーヨン」に

「南椌椌さんのダラムサラ探訪記」が掲載されるそうです。

http://www.crayonhouse.co.jp/home/cooyon/cooyon0907.htm

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次は新潟のイベントですが、ルンタ・プロジェクトでお世話してそれから毎年、TCVの子供たちを見てくださっている柿原先生のことは以前このブログでも紹介しました。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2009-04.html?p=2#20090415

先生が地元の新潟で講演をされるそうです。
近くの方はぜひお出かけください。

■ドキュメンタリー上映&現地報告会「素顔のチベット」■

チベットの「いま」をチベット人自身が伝えるドキュメンタリー
『Jigdrel(ジグデル)』(LEAVING FEAR BEHIND:恐怖を
乗り越えて)、『Undercover in Tibet(チベット潜入取材)』
を新潟初上映。
また、チベット難民学校(TCV:チベット子ども村)の診療所で
校医を務めた新潟市在住の柿原敏夫さんを迎え、
現地報告をうかがうと同時に、チベットの子どもたちに「希望」
を持ってもらおうと、いま新潟とチベットを繋いで進んでいる
支援プロジェクトについてもお話いただきます。

日時:2009年6月6日(土)午後3時半~7時
会場:クロスパルにいがた 映像ホール
http://www.city.niigata.jp/info/crosspal/akusesu.html    (新潟市中央区礎町通3ノ町2086)

内容:
・『Jigdrel―LEAVING FEAR BEHIND:恐怖を乗り越えて』上映(25分)
・現地報告「TCV(チベット子供村)の子どもたち」:柿原敏夫さん
・『Undercover in Tibet(チベット潜入取材)』上映(45分)

参加費:資料代500円
主催:「素顔のチベット」実行委員会
協力:SFTJapan
参加自由(予約不要)
問い合わせ:メール masalapotato@gmail.com

新潟県初上映会。
そしてチベット子ども村で活動されている柿原さんが、
初めて報告会をお引き受けくださった機会になります。
広くチベット文化を知り、チベット問題の背景にあるものを学んでいこう
という思いをこめて企画致しました。

休憩をはさみながら行いますので、途中からのご参加も受け付けています。
告知時間がみじかいのですが、新潟県・近県からたくさんのご参加をお待ちしています。

筆者プロフィール

中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro

1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)

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