チベットNOW@ルンタ

ダラムサラ通信 by 中原一博

2009年5月28日

ギャワ・リンポチェ、ヨーロッパ遠征にご出発

Pocket

694e7995.JPGギャワ・リンポチェ(法王)は今日午後4時頃ヨーロッパ訪問のため、サラムサラを発たれました。
最初は30日、31日のデンマークです。

法王を見送るインド人たち写真二枚目は法王を見送っていたインド人クーリー家族です。
最近前の道を直すために道端に住み始めました。
何だか、子だくさんで楽しげです。

元インド的風景というか、、、インドの現実というか、、、
中国ではすでに許されない風景です。

以下中国のニュースばかりです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

北京で陳情者数十人を拘束 ペロシ米議長に人権訴え
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090527/chn0905272034002-n1.htm

ペロシ米下院議長が訪中したのに合わせ、中国政府の対外宣伝部門を主管する国務院新聞弁公室庁舎前で27日、地方から集まった数十人の陳情者が「ペロシ、中国の人権に関心を持って」などと連呼したが、警官に拘束された。

6月4日に天安門事件から20年の節目となるのを前に、北京市内は警戒が高まっている。ペロシ氏は訪中前の記者会見で、中国の人権問題への言及を避けていた。

貴州省から来た陳橋員さん(31)は、炭鉱事故で死亡した妻の遺影を持ち「事故の責任は行政にある。責任を取らせたい」と強調。陳情者らは、真っ赤なスプレーで庁舎の門に「腐敗を打倒せよ」と書いた。警官は、現場を撮影する外国メディアのカメラを奪い取ろうとするなど、取材も妨害した。(共同)

ーーー
これに関してもう少し詳しく知りたい方は以下へ、
http://phayul.com/news/article.aspx?id=24808&article=China+protesters+see+red+over+Pelosi+visit

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

天安門事件の再評価の声 過去最高61% 香港
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090528/chn0905280026000-n1.htm

香港大学が27日発表した世論調査の結果によると、1989年の天安門事件につながった学生運動を「暴乱」と規定した中国政府に対し、評価の見直しを求める香港市民が前年比約12ポイント増の約61%に達し、同様の設問を始めた1997年以来、最高を記録した。

6月4日に事件から20年となるのを前に、香港市民の関心が高まっていることが背景にあるとみられる。

事件当時の北京の大学生の行動が正しかったかどうかとの設問でも、約56%が正しかったと回答し、1995年以降では最高だった。

中国本土では、政府批判の高まりを警戒する当局が、事件をめぐる同様の調査を規制しているが、「一国二制度」下にある香港では同大が6月4日を前に毎年調査を実施。今年は5月19~22日に約1000人に聞いた。

産経新聞 2009年5月28日

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

中国で地下教会の民主活動家が監視下に
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090528/chn0905280151002-n1.htm
2009.5.28 01:50

 中国の民主活動家でキリスト教地下教会信者の余傑氏が27日、北京市内の自宅で公安当局による監視下に置かれたことが分かった。

 中国当局が民主化運動を武力鎮圧した天安門事件から6月4日で20年となるため、公安当局は民主活動家の動きを警戒しているとみられる。

 同氏によると、自宅前に公安関係者が見張りに立ち、友人との面会などができなくなったという。(共同)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最後英語で長いのですが、、、

<天安門の母たちが89年の再評価を要求>

http://phayul.com/news/article.aspx?c=2&t=1&id=24810&article=statement+of+Tiananmen+mothers

筆者プロフィール

中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro

1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)

ちべろぐ

Archives

  • 2018年3月 (3)
  • 2017年12月 (2)
  • 2017年11月 (1)
  • 2017年7月 (2)
  • 2017年5月 (4)
  • 2017年4月 (1)
  • 2017年3月 (1)
  • 2016年12月 (2)
  • 2016年7月 (1)
  • 2016年6月 (1)
  • 2016年5月 (9)
  • 2016年3月 (1)
  • 2015年11月 (1)
  • 2015年10月 (2)
  • 2015年9月 (4)
  • 2015年8月 (2)
  • 2015年7月 (14)
  • 2015年6月 (2)
  • 2015年5月 (4)
  • 2015年4月 (5)
  • 2015年3月 (5)
  • 2015年2月 (2)
  • 2015年1月 (2)
  • 2014年12月 (12)
  • 2014年11月 (5)
  • 2014年10月 (10)
  • 2014年9月 (10)
  • 2014年8月 (3)
  • 2014年7月 (9)
  • 2014年6月 (11)
  • 2014年5月 (7)
  • 2014年4月 (21)
  • 2014年3月 (21)
  • 2014年2月 (18)
  • 2014年1月 (18)
  • 2013年12月 (20)
  • 2013年11月 (18)
  • 2013年10月 (26)
  • 2013年9月 (20)
  • 2013年8月 (17)
  • 2013年7月 (29)
  • 2013年6月 (29)
  • 2013年5月 (29)
  • 2013年4月 (29)
  • 2013年3月 (33)
  • 2013年2月 (30)
  • 2013年1月 (28)
  • 2012年12月 (37)
  • 2012年11月 (48)
  • 2012年10月 (32)
  • 2012年9月 (30)
  • 2012年8月 (38)
  • 2012年7月 (26)
  • 2012年6月 (27)
  • 2012年5月 (18)
  • 2012年4月 (28)
  • 2012年3月 (40)
  • 2012年2月 (35)
  • 2012年1月 (34)
  • 2011年12月 (24)
  • 2011年11月 (34)
  • 2011年10月 (32)
  • 2011年9月 (30)
  • 2011年8月 (31)
  • 2011年7月 (22)
  • 2011年6月 (28)
  • 2011年5月 (30)
  • 2011年4月 (27)
  • 2011年3月 (31)
  • 2011年2月 (29)
  • 2011年1月 (27)
  • 2010年12月 (26)
  • 2010年11月 (22)
  • 2010年10月 (37)
  • 2010年9月 (21)
  • 2010年8月 (23)
  • 2010年7月 (27)
  • 2010年6月 (24)
  • 2010年5月 (44)
  • 2010年4月 (34)
  • 2010年3月 (25)
  • 2010年2月 (5)
  • 2010年1月 (20)
  • 2009年12月 (25)
  • 2009年11月 (23)
  • 2009年10月 (35)
  • 2009年9月 (32)
  • 2009年8月 (26)
  • 2009年7月 (26)
  • 2009年6月 (19)
  • 2009年5月 (54)
  • 2009年4月 (52)
  • 2009年3月 (42)
  • 2009年2月 (14)
  • 2009年1月 (26)
  • 2008年12月 (33)
  • 2008年11月 (31)
  • 2008年10月 (25)
  • 2008年9月 (24)
  • 2008年8月 (24)
  • 2008年7月 (36)
  • 2008年6月 (59)
  • 2008年5月 (77)
  • 2008年4月 (59)
  • 2008年3月 (12)