チベットNOW@ルンタ

ダラムサラ通信 by 中原一博

2008年7月5日

特使記者会見の前

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3月アムドのプーギェロー!
特使達の記者会見は12時半から情報局で行われます。
まだ、1時間半ある。

最初から相手が下っ端過ぎる。何も決める権限などない者たちばかり。
中央からは「ま、適当に聞いとけ。時間稼ぎ路線に変更はないし」とかなんとか、、
言われてたかな?

以下コピペです。

中国「急進派、統制を」 ダライ・ラマと明確に区別

 【北京=佐藤賢】中国共産党統一戦線工作部の杜青林部長は3日、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の特使と北京で会談し、独立急進派の「チベット青年会議」による暴力活動を抑え込むよう要求した。中国政府がチベット自治区などに適用する「自治制度」を堅持する方針を示し、ダライ・ラマ側が求める自治権拡大に否定的な見解も伝えた。
 中国共産党・政府は3月のチベット騒乱にチベット青年会議が関与したとみており、穏健路線のダライ・ラマ個人と独立急進派を明確に区別した。杜部長はダライ・ラマ側に(1)北京五輪に対する破壊活動(2)暴力行為の扇動(3)チベット独立と祖国分裂活動――への不支持を明確にすることも求めた。一方で、チベット族の生活水準の向上に努める考えを強調した。(07:03)

(日経ネット)

さっきRFAからは青年会議の議長へのインタビューとして、「我々の路線に
変更はない」とのコメント。
もっとも彼らはまだ、石一つ投げてないけど、何を持って「暴力活動」と呼ぶのでしょうか?自分たちの戦車や機関銃は暴力じゃないと言うし、、気違いと話をするのは大変です。

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以下は北京の福島さんの7月4日付のブログ、一部のみここに転載させて頂きます。

http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/

■中国では当局発表や当局者の説明より、ネット上の存在しないかもしれない人物のチェーンメールの方が信用される。貴州省の少女の死をきっかけに発生した暴動事件も、当局発表では「少女は暴行死ではなく、水死、自殺」だが、ネット上の書き込みをみると、ほとんどの人が信用していない。そりゃ陝西省林業局の「華南トラ捏造写真」事件など当局ぐるみで、誰がみてもウソなのに真実だと言い続ける厚顔ぶりをみれば、何をいっても信用できなくなるのは当然なのだ。長年、人民を騙すのをなんとも思っていなかった当局側の自業自得というか。

■経済的打撃、官僚汚職への怒り、そして当局への不信感。こういう状況だと、どんな小さなきっかけでも、容易に大事に発展しそうだ。それを防ぐために、目下当局は、統制、規制強化と愛国心宣伝に頼ろうとしている。しかし、復興費用の相当部分が企業・人民からかき集めた義援金なのだとすれば、党の求心力は減少する。「共産党さまが人民のために復興してくださっているのだから、がまんがまん」という具合にはなりにくい。

■統制と規制の強化は、庶民の不満をより大きくしかねず、もしそういう方針で人民を制御しようというなら、いざというときは天安門事件をもう一度行うくらいの覚悟がないとダメだろう。胡錦濤総書記がそういう強権派とは、思えないし、思いたくない。

■それならやっぱり少々、社会はゆれるかもしれないが、情報の透明化、メディアの自由化、特に外国メディアの取材の自由の範囲を拡大して、人民がさまざまな不満を表明できる機会を増やして、ガス抜きをしつつ、当局の信用を取り戻す方法を模索した方がいいにきまっている。その過程で、共産党幹部が特権を独占する現体制が変わらざるを得ないなら、そうしなければならないだろうが。そのときは、ひょっとして、私腹を肥やした党幹部らは虎の子をもってオーストラリアやカナダに一斉に脱出するのかな?でも、まさか中央の指導部はそんなわけにはいかないだろう。

■腹をくくって改革にあたれば、のちのち世界史に輝かしい名を残すことができるはず。今期は無理でも次期指導者が、金や不動産よりそういう名誉を重んじる器の持ち主であればいいのだが、といつものように、いろいろ妄想してみるのである。まあ、妄想ですから。

筆者プロフィール

中原 一博
NAKAHARA Kazuhiro

1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。(写真:野田雅也撮影)

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